二次元に逝く

サブカル関係について

二次元に逝く:第10回「白なのか黒なのか...異色のポケモン」ポケットモンスターBW Netflix

まだ俺がガキの頃に親に連れられて親の実家に行くのですが,そのために船に乗って帰省をするのです。何時間も乗るため,退屈でしょうがないのです。知り合いも遊ぶ人もいないのでやることもなく,持ってきた小説や漫画も飽きてやめてしまうため本当にやることがないのです。子供にとって退屈な船上は懲罰房のようなもの。

そんな状況を打開してくれたのがゲームでした。今となってはNetflixYouTube,ソシャゲも追いかけられないほどのコンテンツに溢れていますが,当時はインターネットやスマホもないので子供が1人で遊ぶ娯楽といえばゲームしか考えられなかった為,携帯ゲーム機というのはとてもありがたかったです。そこで遊んでいたのはポケモンでした。さて・・与太話もこれくらいにして。

 

真実の白か理想の黒か・・・

さてさて、皆さん「ポケットモンスターブラック・ホワイト」「ブラック2・ホワイト2」を遊んだことはあるでしょうか?シリーズ第5世代でファンの中では暗黒期と呼ばれ,黒歴史となってしまってる作品なのですが,それは対戦を主としている一部のマニア層からであり展開・シナリオはシリーズ屈指の出来でありキャッチコピーが「このゲームによって、『ポケットモンスター』は革新的に生まれ変わる」と言うのも伊達じゃなくポケモンシリーズを大きく変えた世代となっています。大きく変えたといっても第第4世代(ダイヤモンド・パールハートゴールドソウルシルバー)と6世代(X・Y~オメガルビーアルファサファイア)の影に隠れてそんなに印象深くない不遇の世代なんですけどね...。なぜ不遇なのかは後で説明します。

は,第4世代と呼ばれるダイヤモンド・パールの時期にポケモンを始めました。ポケモンの世代で第4世代と言えば,ポケモン人口の数で言えば上位に入り,どの世代と比べても活動的な世代(まさゆき調べ)で恵まれた時代だったのです。

どの位,人気だったのかと言うと友達やクラスメイトに不良までもがダイパを遊んでいて,ポケモンの話題になると「ポケモンなにやった?俺ダイパ。俺もダイパ!」ってなるぐらい人気で今でもダイパリメイク勢が多く,期待値が二段階上昇してる栄光と繁栄の第4世代なのですが,実は僕は第3世代のファイアレッドリーフグリーン(FRLG)から入ったので実際はファイアレッドリーフグリーン世代なんです。ですがちゃんと殿堂入りしたのはDPなんですよね,なんとややこしい。ファイアレッドは四天王戦までカメックスを主軸とした典型的なクソガキコマンドー戦術だったため,カメックスだけレベルが87で残りのポケモンが平均20~30でしかもその30というのがナナシマで手に入るロリコンのスリーパーのみといった構成されており貧弱すぎる編成で一目見ただけで「あっこれ小学生じゃん」とわかるような手持ち。「こんな手持ちで大丈夫か?大丈夫だ問題ない。アァーーー!!」といった感じで四天王のワタルで毎回返り討ちされる始末。そんなわけで詰んだカントーにさよならバイバイしたところでダイパが発売。そんなわけで俺は第4世代だ。とサバを読むようになりましたとさ。。。

そんなポケモンと共に育った私なんですが一番思い入れのあるシリーズはBWなんですね。これは大好きだったポケモン情報番組「ポケモンサンデー」と「ポケモンスマッシュ」がBWまでだったに加えて上記に書いた通りの展開とシナリオが独特なのが刺さったのでBWが好きなんですよね。ポケモンゲットTV,貴様のことは忘れない。。。。

ゲームフリークの英断

このポケモンBW・BW2の特徴はなんと言ってもポケモンの一新なんですね,その数なんと156匹!この数は初代の151匹をより多くドット最後のゲーフリの気合はいってますな。しかも殿堂入りをするまでは,今までの慣れ親しんだ過去作のポケモンは一切登場せず捕まえることのできないため「未知のポケモンでパーティーを組み旅をする」といった新鮮な体験が出来るようになっています。これまでのポケモンの弱点であったプレイヤーの年齢が上がるごとにポケモン離れをしていくという弱点を克服するためにシリアス寄りのストーリーが盛り込まれており初心者でもポケモンをガッツリ楽しめる作品となっておりバランス調整の塩梅がいい感じ効いてます。

ポケモンBW公式サイトより https://www.pokemon.co.jp/series/bw/

今作の敵が「人間からポケモンを開放すべき」と思想を掲げるプラズマ団。今までの敵組織とは違い新興宗教のカルト集団のような組織で街の人々に「ポケモンを人間の支配から解放しなければならない」演説したり,目的がN自身が神話の登場する伝説のポケモンゼクロム・レシラム(作品によって違う)を手に入れ「英雄」になり,人々に自主的にポケモンを手放させようとしていると作品を通して宗教染みており,この宗教的な部分とシリーズのテーマである「多様性」がうまく結びついています。このプラズマ団は歴代シリーズ1,2を争うほど過激な組織なんですよ。ポケモンを自由にするためにという思想を掲げているのですが,そのためには善良な市民からポケモンを巻き上げたり目的のためならば平気で暴力を振るったりと実態は極悪非道なのです。

他にも今作は,今までの悪の組織とは違って積極的に四天王やジムリーダーなどと言ったポケモンリーグ関係者達に明確な対立姿勢を見せ,主人公に対して組織側から直接的な干渉していった初めてで当時プレイした時は「こ、こいつら根っから悪だ・・・」とビビりました。科学力も凄まじくポケモンセンターのパソコンのシステムにも侵入しており,その気になればいつでもポケモンを逃せるというポケモンシリーズ屈指の科学力が持ち,なおかつ,ロケット団やギンガ団の失敗点を分析を行い,準備が整うまで地下に潜り,着々とポケモンリーグを取り囲むように城を建造するなど戦略面でも狡猾で敵ながら優秀なんですよね・・・。

ポケモンの”はい””いいえ”というシステムの為,敵に一方的に言い負かされぐうの音も出ないから武力で叩き伏せるといった風に見えてしまって「多様性」のぶつかりあいの行末は暴力と言うゲーフリによる風刺にも捉えることができなくもない・・・いや、そんなことないですよね!ですが日本ゲームにありがちの「はい」「いいえ」が足を引っ張ってしまった感は否めません、、、ですが!ストーリーの完成度は高くその欠点を除いたとしても楽しめる作品なのでポケモン剣盾をクリアした後,BWをプレイすることをおすすめします。

ライバルも生きている。

個人的にオススメなのは,幼馴染のチェレンとベルが成長するところです。今作では主要キャラクター達が人間味溢れているんです。今までのポケモンでは普段なにをしているのかわからず,旅先で度々バトルを挑んでくるだけの中ボス的な扱いですが,今作ではストーリーが進むごとに成長していく所がグッときました。

ポケモンBW公式サイトより https://www.pokemon.co.jp/series/bw

強さこそすべて,勝利を追い求める理想

チェレンは「強さがすべて」と勝利に固執しており,チャンピオンを倒す事によって自分の生きた証を残そうとしているのですが,旅をしていく内にさまざまな人達と出会いを通じて本当の強さとはなにかと心境に変化が現れ,物語終盤では自分の強さと弱さを受け入れ「チャンピオンや主人公になにか会った時、助けられるようになるために強くなる」と本当の強さを見出していく。突然の襲撃に定評があり,シナリオ上では7回戦う事になるのですが,今までのポケモンとは違って,これにベルを加えて二人分,Nを加えたら3人分とライバル戦のボリュームもあり,うっかり回復を怠ると後ろから刺されるということにも成りかねません。

なによりこの私もチェレンの襲撃で財産の半分をぶんどられました。まるで「北斗の拳」や「マッドマックス」のような,海は枯れ,地は裂け,あらゆる生命体は息絶えた世紀末の世界で,革ジャンを来たモヒカンがヒャッハーッ!!するゲームだっけ?あれ?ひょっとして,これから戦う四天王も「シン」カーネル「レイ」「ユダ」でチャンピオンも「サウザー」なのでは!?まさか【愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!! 愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!】と第三の勢力として君臨してポケモンリーグに南斗十字陵を建設,アデクに石碑を頂上に運ばせるのでは・・・・!?とワクワクしたのですが,チャレンは二度刺す。奴はターバンのガキの如く同じ道,同じタイミングで襲撃してきましたが,僅差で勝利,返り討ちにしたのですが,奴は俺から4万近く奪ったのにも関わらす,賞金は9000円。どう考えても計算が合わない。この世界では勝者は敗者から所持金の半分を手に入れるのでは無いのか・・・。と思いつつもこれが現実だよなと諦め先に進みました(現実は非情である)

真っ白な真実,目的を探す少女

ベルは同じタイミングで旅に出ますが,チェレンと違い,旅立ちの始めた時はまだ明確な目標が定まっておらず,さらに父親から旅を反対されており,それを押し切っての出発となった。カノコタウンから出て始めてポケモントレーナーとして初めて1番道路に踏み出す時には「トレーナーとしての一歩は一緒に踏み出そう」と提案するなど友達を大切にしている。旅を始め,彼女との最初のイベントは,サンヨウシティの近くにある夢の跡地にてプラズマ団に襲われるムンナを救うというもので,その時に放った「やめたげてよお!」は,ポケモンシリーズ屈指の迷ゼリフとして本人共々ネタにされ続けており,ちょっと残念なヒロインです・・・。そういう所もかわいいですが!そんな経緯もあってか,ムンナを手持ちに加わるのですが,またもプラズマ団に奪われるという,まさかの二段構えとなっており出だしから不遇なんですね。そんな彼女も家を飛び出した家出少女。連れ戻されそうになりますが,ジムリーダーカミツレの後押し,そして自分で決意した強い意思で説得することに。しかし,4度目のバトルの際,すでにジムバッジを手に入れている主人公に対して,感心すると同時にトレーナーとして常に先に行く主人公,チェレンに対して自分のトレーナーとしての実力に劣等感に苛まれてしまう。そんな中でも懸命にもがき自分に出来ることを探すため,旅を続ける。そして,Nとの対決に向かう主人公に対して,何もできない自分に不甲斐なく感じながらも,チェレンと共に送り出す。

ベルは,チャンピオンを倒して生きた証を残そうと理想に燃えるチェレンと対象的にすべての人間が強くなれるわけがないと言う真実を知ります。ゲームの設定上「ライバル」という立場なのですが,彼女は自分にはポケモンバトルの才能は無いという葛藤と苦悩が行く先々で垣間見えて,すごく魅力的なキャラなんですね。見た目もかわいいですし・・・・・。そんな彼女も旅の中で度々アララギ博士の手伝いをしており,旅を通して素晴らしい体験をさせてくれたポケモン達をもっと知りたいとアララギ博士の手伝いをするようになります。その時のベルはすごく楽しそうなんですよ。真実を知りつつも,自分なりの強さや出来ることを探した彼女も「ライバル」と呼ぶにふさわしい一人といえる。

ベルの手持ちのポケモン全員がおんがえしを覚えており,特にムーランドはタイプ一致で大変なことになることがあり,ヘタをすると自分の手持ちのポケモンが血祭りにあげられるという危険性を秘めた彼女も立派な世紀末覇者の1人である。

アニメでは,サトシにバッジケースを渡すアララギ博士の使いとして登場。ゲームでの「マイペース」「世間知らず」「箱入り娘」という部分を強調したキャラ造形であり,デントには「ヴィンテージ」アイリスには「箱入り娘」と評された。テンションが異常に高くかなりウザい。でもかわいいから許す。整理整頓が苦手らしく,バッグの中のバッジケースやモンスターボールは埃だらけで,某猫型ロボットの四次元ポケット並に汚い。彼女が登場する時は,必ずサトシにぶつかり,サトシをずぶ濡れにする。たとえそれが室内でも・・・・。初登場時の手持ちはチャオブーだけで,初心者にありがちなフルアタゴリ押し型だった。しかし,その攻めの姿勢は決して崩れることはなく,逆転勝利したこともあるため一概にクソガキトレーナーとは言えない。ぐぬぬ・・・

そんなチェレンやベルですが続編の2年後が舞台のBW2では,目標を見つけたようでチェレンは教師兼ジムリーダー、ベルはアララギ博士の助手をしながら学者の卵として,主人公の行く先々で先輩トレーナーとして主人公を助ける役目をしています。

感慨深いものがありますね~。BWの発売日が2010年9月18日、BW2の発売日は2012年6月23日でだいたい2年後なんですよ。BWをプレイした後に,2年後BW2をプレイするとイッシュ地方も2年後に進んでおり,ゲーフリもなんと粋なことするなぁと感心したものです。シリーズで世界観が繋がっているということは特別珍しいことでもないのですが,発売日も合わせることでゲーム内キャラと一緒に成長していく感覚になり,イッシュ地方を飽きさせない味付けになっている。

しかもですね,チェレンに至ってはジムリーダーになって初めての相手は主人公。2年前に切磋琢磨し,同じ旅をしてきたライバルが超えるべき最初の壁として立ちはだかるという熱い展開となっているのです。

エンディング後に前作「ポケモンBW」と「おもいでリンク」をすると,1番道路にベル,5番道路にチェレンが登場する。勝負に勝つと前作の主人公の話が聞ける

ポケモンと「トモダチ」となる英雄...その名はN

行く先々で出会う謎の青年。今作における主人公のライバルである。

ポケモンと話す不思議な力を持っており,ポケモンのことを「トモダチ」と呼び,「ポケモンは人間から開放すべきである」という独自思想を抱いており,自分の思想の正しさを確かめるため,幾度もなく主人公と対決する。

変わった思考や言い回し,そしてゲーム設定の「はやい」を選択しても,それよりも早口な会話スピードが特徴で不思議な魅力を持ち,数多くのプレイヤーを厨二病の道に引きずり込んだ,その独特なキャラクター性に惹かれた人も多いだろう。

しかし,彼の設定には初代ポケモンを彷彿とされる闇の深さが垣間見えるのです。

繋がる思い出,空白の2年間をあなたに・・・

今作では「おもいでリンク」という機能を使う事により,前作「ポケットモンスターブラック・ホワイト」とつなげることが出来る。それによりポケモンBWで登場した人達の空白の2年を見ることが出来ます。

この機能は画期的だと思いました。2年後からでも十分楽しめるのですけど,前作を遊んだ人達のためにこんなサプライズを仕掛けてくるとは・・・

しかも,ポケモンBW2では無く”前作”の進み具合で見れる思い出は変わって来るため,ちゃんとBWをクリアしないと全部みれないという仕様。どれも苦悩と葛藤が描かれているのですが,BW2ではすでに結末が見ているわけです。ですが,登場人物たちの2世代に渡って作り上げられた人物像がもたらす人間ドラマ。BWの伏線とBW2の結末,その2つを上手くつなげており,伏線や結末を知っているからこそ生まれる疑問を回収するつくりとなっており,神BGMも相まって泣いてしまうのですよ。

おもいでリンクに関してはネタバレを見ずに,自分の目で見ることをおすすめします。

Netflixでオススメ作品 

SHERLOCKは好きですが「HAPPY!」「ブラック・ミラー」は食わず嫌いをして見ていなかったのです。しかし,HAPPY!を恐る恐る見てみると斬新な設定で全体的にシリアスな展開が繰り広げられるのですが,主人公とその相棒の掛け合いが面白く,暗くなりすぎない味付けになっています。問題は「ブラック・ミラー」の方なんです。これは海外版「世にも奇妙な物語」と呼ばれていて,世にも奇妙な物語のSF版のすごいやつなんですね。このドラマは基本的に胸糞悪い終わり方なんですけど,人間の嫌な部分を上手く描かれており,基本的に全部オススメなんですが,個人的に気に入ったのは「The Waldo Moment(英語版)」「時の”クマ”、ウォルドー」です。この回の感想も”いつか”書こうと思います。

Netflixで公開されている「HAPPY!」「ブラック・ミラー」という海外ドラマをおすすめします。まぁとりあえずベネディクト・カンバーバッチ主演の「SHERLOCK」はすごく面白く間違いないと思います。シーズン4はちょっと変わっていますが、しっかりと最後は綺麗に終わらせているのでオススメです。

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二次元に逝く:第9回「かあちゃん、僕はげんきです。」Matherシリーズ

二次元に逝く:第9回「かあちゃん、僕はげんきです」Matherシリーズ     

「MOTHER2 ギーグの逆襲」の画像検索結果

あつまれどうぶつの森(あつ森)が発売されて,早いこともう10日間が経ちました。なんと発売から3日時点で180万本が売れ,ポケモン剣盾の136万本やスマブラSPの123万本といったキラーコンテンツを抑え堂々の1位を獲得。私も発売当日,開店前のゲオに並び購入,たぬきちのためにせっせと島の開発に勤しんでいる次第です。今までのどうぶつの森は最初に借金を背負い返済し,家を大きくしてまた借金を繰り返すのが主な目的でやることの代表ですが,今作では島の開発が目的で川を埋め立てたり,崖を切り崩したりと地形の変更が追加され,さらに遊ぶ幅が広がりました。しかし,私達が住む無人島はたぬきちの土地であり私達が,せっせと開発したとして,無人島が発展し価値が上がったところで売りに出す危険もあるので,まだあんしんしてスローライフをおくることはできていません。あれ,たぬきちフリーザ様かな?

さて,みなさんは「エンディングまで、泣くんじゃない」「おとなもこどもも、おねーさんも」というキャッチコピーはご存知でしょうか?このキャッチコピーはゲーム業界で一二を争う知名度を誇るキャッチコピーで有名なゲームは「Mather」「Mather2」のモノ。両方のコピーは糸井重里さんが書いたのかな?と思っていたのですが,前者は一倉宏氏が書いたものだと知ってびっくりしました。

自分的には1よりも2のほうが好きでして........。世の中の流れも2が爆発的にヒットした影響で1も売れたと「ゲームセンターCX」内で糸井重里さんも語っており,自分も順当なんだなとしみじみ思わされました。このコピーから感じたのは,父親が言うような「泣くな」では無く「泣いてもいいんだよ,でも最後までやり抜こう」と言う前向きなメッセージを感じました。

今でこそ、日本のRPGは泣けるモノとなっています。FF10ドラクエ11は5本の指に入るレベルで,その水準も高く実際に泣けるかは別ですが,作り手も感動出来るストーリーを用意していますし,遊び手も感動出来るストーリーを求めていると思います。

そんな時代の先駆けとなったのは,この「Mather」シリーズです。ここでは基本的に「Mather2」のことを指します。

そしてなにより,このゲームの凄さは,何より他のゲームと比べて僕らよりなんです。

「Mather」シリーズは,他のRPGとは異なり主人公が”勇者”でもなければ”光の戦士”でもないただの少年というのが特徴です。マッチョな戦士でもなければスーパーヒーローでもない。旅の仲間も「ともだち」と表現されることが多いです。

作風も西洋ファンタジーでは無く「グーニーズ」や「スタンド・バイ・ミー」のような昔のアメリカ映画のような独特な雰囲気があります。発売された当時,剣と魔法のファンタジーが主流でした。そんな中で現代に近いアメリカのような場所を舞台に,バットやPSI(超能力)を使って少年少女が戦う「Mather」は異彩を放っていました。

現実寄りな世界観はシナリオだけではなくゲームシステムにもしっかり反映されており,セーブするためには無料の黒電話や公衆電話を探して1ドル払わないと出来なかったり,アイテムの出し入れも同じく電話でエスカルゴ運送のデリバリーサービスを受けなければなりません。運送もダンジョン内や特定の場所では出来ず,来たとしても手数料で18ドル支払わなければならないので何かとお金がかかるのです。

また、敵を倒した表現も”~をたおした”といった殺伐としたものではなく、”~はおとなしくなった”や”~はわれにかえった”など,相手の生命は奪っていないことを示す表現になっているところも,なにか生々しく気味の悪さが印象的です。

そんな異色のゲームのため,今では不朽の名作と呼ばれているのですが,発売当時には刺さる人には刺さるカルト的な人気といった感じで本格的に人気がでて普及し始めるのは2が発売されてからでした。。。

 糸井重里さんも,ゲームセンターCXでの対談にて「一番広まったのは2。売れた本数やみんなプレイしたと聞くのも2。1はマザーbeginning(始まり)なんですね。アメリカの人は2しかやってない人が多い。特に」と語る。

マザーには,可愛げのあり面白い世界観なんですが,どこか不気味でゾワッとする不思議な魅力があります。いくつか紹介しましょう。

 

ハッピーハッピー村

作中では、なかまの一人ポーラを助けるために訪れます。ツーソンという街からグレートフル・デッドの谷を越えた先にある森林に囲まれた村で,「世界を青く塗りつぶせば幸せになれる」という無茶苦茶な思想を掲げる,新興宗教ハッピーハッピー教というカルト集団が本拠地としている。この村は彼らの思想を体現するように,家や牛までも青く塗りつぶされており,一部の住人は,この教えに心酔しており正しい行いをしていると思っており残虐な一面をのぞかせている。しかし,ホラーと笑いは紙一重と言うように本作では糸井節が効いており間抜けな一面も覗かせている。一部の信者からは教祖のカーペンダーさんのおはなしはまるで催眠術のように人の心を動かすと言っており,この村には何か秘密があるようだ・・・・

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 徹底とした”ことば”のこだわり

ドラクエやFFにもスライムやももんじゃチョコボモーグリなどといった架空の魔物が敵として出てきますが,Matherシリーズでは少しリアルで親近感のわきやすい名前となっている。こまったおじさんやガミガミおばさんといった実際にいるような敵をバットで戦うわけですが,そんな敵に「たおした」と表現するとバットでボコボコにした凄惨たるイメージを想像してしまうのですが,糸井重里さんは,そこで「われにかえった」「おとなしくなった」と表現することでプレイヤーのイメージを戦いとは違った形にしたのである。そして敵の生物ごとに,このメッセージは変えており,ゾンビだと「土にかえった」人間なら「われにかえった」動物なら「おとなしくなった」ロボットだと「はかいされた」と「倒した」と一辺倒に表すのではなく種族ごとでこだわるのはコピーライターだった糸井重里さんのならではの発想だったのではないでしょうか。

そんなコピーライター糸井重里さんのコピーをいくつかしょうかいします。

WELDGINのコピーが何故か親近感が湧いてくるので好きです。

「マザー2 敵」の画像検索結果

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そして,糸井氏は武器にもこだわっており

1989年発刊のファミコン必勝本という本のインタビュー内で、糸井重里氏は
ことばに対する自身の思いを次のように語っている。


――武器やアイテムなども、現代を舞台にしたことでかなり苦労しませんでしたか?

現代で、しかも子供が持てる武器なんて限られてくるからね。バットを持たせるくらいしかないんですよ。でもバットで敵を殴るっていうのは、その光景を頭に浮かべると陰惨だからね。戦っているイメージを呼び起こしたくないんだ。戦闘なのに、イメージを与えないでくれっていうのは矛盾している。それと、バットにランク付けもできない。木製のバット・コルクバット・金属バットなんてやっても、陰惨さが増すだけだし。特に金属バットはアブナイよね(笑)。

――それは解決できましたか?

しました。つまり、それは言葉で解決できるんです。例えば最初に手に入れるのは「ボロのバット」、次が「普通のバット」、そして「いいバット」「最高のバット」となる。ボロ・普通・いい・最高といったランクの付け方によって、バットの意味をなくしてしまうんです。より強力なバットが欲しいんじゃなくて、単に「いいもの」が欲しいという。

――バットという言葉を使いながら、バットを消してしまったわけですね。

http://www.charapit.com/mother/interview/19890519.htm

 僕もRPGを遊んでいる中で武器装備の強さがパッとわからないときがあります。たとえば,FF5でゲーム中盤あたりでブレイブブレイドとチキンナイフのどちらかを選んで手に入れられるのですが,名前ではブレイブブレイドのほうが強そうですが実際にはチキンナイフのほうが使いやすくて攻撃力が高くなる傾向があり(この2つの武器は逃げた回数で攻撃力が変わる)当時,ちびっこだった私はチキンナイフよりブレイブブレイドのほうが強そーと思ってブレイブブレイドを選んだのですが,逃げまくりだったので攻撃力が下がりまくりで騙された経験があるので,マザーシリーズの武器の名前は分かりやすくキャッチーな名前が多いので好きです。その中でも,かたにちからバットがすきです。この武器はマザー2のネス専用武器で攻撃力が125と作中屈指の攻撃力を誇っているのですが3/4の確率で空振りしてしまうとんでもないロマン砲というじゃじゃ馬仕様なので使ってしまいます。

 

そんな,マザーの制作は,どういうきっかけで行われたのでしょうか?

「MOTHER誕生のウラ話」

 糸井重里さんは喘息持ちで上半身を起こしていないと咳き込んで眠れない時期があったそうで,読書やゲームぐらいしかやることがない為「マリオ」をやることで喘息をしのいでいたそうで絶大な恩義を感じていたそうで,そんなある日,とあるゲームと運命的な出会いをはたします。

それはとある雨の日,糸井さんは何もすることがなく暇を持て余していました。たまたま人からもらっていた,あの国民的なRPGである「ドラゴンクエスト」を”しかたないから「これでもやるかぁ,我慢して」程度で始めたそうで,それもその当時アクションゲームである「マリオ」に救われたため,RPGの将棋みたいな感じがかったるいと感じたそうでどうせつまんねぇだろと思いながらも,始めてみると,なんとつまんなくなったそうでクリアすると「Ⅱ」がプレイしたくなり、

「Ⅰ」を始めた頃は,ちょうどドラクエ2が発売された後だったため会社に置いてあることを思い出した糸井重里さんは雨の中,車を飛ばして取りにいきました。

そして「Ⅱ」のエンドロールをみている内に「僕がこんなにおもしろいって思っているということは面白がらせている人がいる。なぜ俺はゲームを作る仕事をしていないんだ!」と仕事に対するヤキモチを妬いてしまい,そして次に「RPGってどうして剣と魔法じゃないといけないのか?」「どうして選ばれた勇者じゃなければいけないのか?」「父親がいなく喘息持ちでもいいじゃないか」などと,とにかく主人公を弱くしたかったそうで自分ならこうするとアイディアをノートを書き留めていたそうです。

しかし,誰に持ち込めばいいのかコネクションも無く方法もわからないため,そのうち誰かが声をかけてくれないものかと思いながら,コツコツとアイディアをまとめていました。作る手立てもないから実現しようがないなと思い半分あきらめつつ,広告屋として働いていたそんなある日のこと,テレビでファミコンについて語る機会があり,世論はテレビゲームに対しての風当たりが強いなか,かつて「マリオ」に救われたという想いからゲームについて好感的に話したところ,当時の任天堂の社長*1*2が見ていたらしく,糸井重里さんを「中山美穂のときめきハイスクール」というソフトについて,有識者として「中山美穂のトキメキハイスクール」という恋愛ゲームの企画相談に乗ってくれないか?と依頼が舞い込み,京都の任天堂本社に出向くことに,内心では,今まで貯めたアイディアを見せるチャンスと思いながらも,会議に参加するのだが,その会議も糸井氏本人が「何をしたか記憶に無い」と言うほど早く終わり,軽い雑談をしている際に本当は心づもりがあったんですけどと,企画を見せようとした時に宮本茂さんがちょうどやってきた。

どうやってマリオがデザインされたのかを任天堂の宮本茂が語る - GIGAZINE

軽く雑談をするとちょっとウマがあい,その勢いで宮本茂さんに「こんな企画を考えたんですけど,この案でなんとかゲームになりませんかね?そのアイディアでゲームを作ってくれたらぼくは本望です。」と提案した。すると宮本茂さんが「糸井さん、どのくらいやるつもりですか?フルで関わるとかなりしんどいですよ。」と真面目に返された。

しかし,宮本茂さんの”大変なんですよ”と糸井重里さんの”なんか大変なんだろうな”はそもそもレベルが違ったようで,当時のゲーム業界は,残業もあるし,徹夜もある休日出勤当たり前までは思いつきがちですが,それだけではなく限られた容量で出来る限りのことをしなければならず,アイディアが思いついたとしてもそれをプログラミングなどで実現できないかもしれ無い,完成し実装したとしても,それが面白くなるとは限りません。もちろんバグの処理も可能な限り行わければなりません。その魔窟のような裏側が存在します。

しかし,糸井さんが持っていった時は,宮本茂さんが「うぉおお!なんていいアイディアなんだぁ!」と椅子から転がり落ち「こんなんやったら絶対おもろいゲームになる!」という反応をするだろう自信満々な糸井さんの期待を大きく裏切り,宮本茂さんは,それは一旦置いといてといった感じで「作るというのは大変なことなので,うん、あー・・・これをゲームにするんですよね?」と冷静な反応だった。

糸井さんから見れば「アイディアを言うのは簡単なんだけど・・」と感じて褒めてくれないなら,これはつまんないのか?と,まずはアイディアを褒めて欲しかったのだが、宮本茂氏は「・・・ちょっと考えさせてくださいね。進展があったらお知らせしますから。」とその話は終わり,内情や事情も知らない糸井さんからは,いま目の前にいる宮本茂さんがさっきまでの親しい宮本さんには見えず,一変してシビアな奴に見えた。

じゃあもう帰ろうと社交辞令もそこそこに帰ろうとすると,「あっ送らせましょう」と社員が駐車場まで送ってくれて,そこには大きな黒い車があった。

黒い車に乗ったときも良い御身分のハズなのに,宮本茂さんに褒められなかったと言う理由でドンドン悲しくなっていき,帰りの新幹線の中で悲しみではなく無力感により泣いたそうだ。糸井さんは人生であの時ほどの大きな落ち込みはなかったそうだ・・・

あの「マザー」が世に出る2年前のことである。

そうして本職の広告屋さんとしての日常を送っていたある日のこと,糸井重里の元に一本の電話がかかってきた。任天堂の総務部部長の今西さんと言う人からだった。

内容は「糸井さんのゲームを作るスタッフを集めたのであってもらえませんか」とのことであった。宮本さんは着々と編成チームを結成していたのだ。

後に宮本さんに企画の時の話や落ち込んだことを伝えると「そうだったですかね?」と忘れられていたそう。。。

開発拠点は千葉県市川市の一つのアパートを借り切ったところでした。しかし,開発者チームは糸井さんは今日あって終わりだろうと思っていたらしく,「次にまでに,だいたいまとめるので,もう一度提案するために会っていただけないか?」と言われた。

そんなの嫌だと思った糸井さんは「来いとかじゃなくてちゃんとやりますよ。少なくともセリフとストーリーとキャラクターはやるよ。」少なくとも見えているものに関しては行うつもりだったため,そう伝えると開発者チームは「そうだったんですか!そんなに割いてくれるんですか!」驚いた。糸井さんは,もう割く割くといくらでも割くよとむこうがびっくりするほど時間を割いたという。

チームが「ちょっとここなんですけど?」という連絡がくると他の仕事が終わった後でも高速道路を使って遠い道のりを乗り越えすっ飛んで駆けつけ武器の名前を考えたそう。それまでゲーム開発スタッフの中には「ボロのバット」「いいバット」「とびきりのフライパン」といったギャグっぽいネーミングを考えつく「言葉の専門家」がおらず,糸井さんの創る言葉に宮本さんも「ええなぁ!」といってくれた。

マザーでは当時のRPGには無かった斜め歩きの実装と街のアイコン触れると画面がかわるのではなく街を地続きにして広さを表現した。

救世主現る!天才プログラマー岩田聡

そうして「マザー」が完成すると,糸井さんは「2」を作りたくなり,「2を作りたいんです!」と掛け合ってみると許可が降り,正式にチームを結成。いまのポケモンの開発チームと制作することになり,1で少なかったヨーヨーなどの武器を増やした。絵も前作より多く書きアイディアも全部出せたのですがマザー2の開発は行き詰まることになりました。そんな中で開発チームを助けた1人の救世主が現れ,応援に駆けつけてくれることに。その人物は任天堂と言えばこの人「岩田聡」さんでした。

そこで生まれたマザー2で有名なエピソードが・・・

ここままではできないと思います。

岩田社長「いまあるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります。イチから作り直していいのであれば,半年でやります」と2年かかる予定のモノが半年に短縮されました。これは彼の持論で「プログラマーはNOと言ってはいけないんです。」というもので詳しく言えば,プログラマーが『できません』と言ったら、せっかくのアイデアを出しにくくなりますからね。プログラミングしやすいことばっかりを考えていたら、枠を超えた素晴らしいアイデアなんて出てきませんから、とにかく実現を目指し無理だった際の代案も考えること」だと言うことも一緒に述べています。

岩田聡 - Wikipedia

 そこで苦楽をともにした戦友のように絆が深まっていました。当時,任天堂神田支店が糸井さんたちの制作チームの開発場所だったのですが,空いている社長室のソファを糸井さんと岩田さんの寝床にして,ホテルプレジデントと名付け泊まり込みの時や帰れないときなどは今日はプレジデント泊まりですねと二人で泊まっていたそうです。帰れる時などは岩田さんは山梨から通勤していたようで山男と同じ電車で帰宅,そんなキツイことをへっちゃらとできてしまう岩田さんのパワーには感服しました。

そうした苦労も実を結び,日本だけではなく海を渡り世界で愛される事になりました。

驚異の12年!難航続きのMOTHER3

www.mother-jp.net/wp/wp-content/uploads/2019/04...

何度も開発中止になったマザー3ですが,当初は3Dで出そうとしていましたが何度も行き詰ってしまい運悪く次世代ハードに移り変わってしまい,これはマザー3がでないと正式に宣言しなければならない時に,ほぼ日に岩田さん,糸井さん,宮本さんの3人で集まり「MOTHER3出ない座談会」を実施。なぜ出ないかなどを話し合い,また落ち着いてきたら出しましょうかと座談会も終わった。

そんなある日,京都で3人でご飯を食べにいく為,車に乗りこんだ時に「マザーなんですけどね、ゲームボーイではダメですかね?もし糸井さんが良ければやれるとおもうんです。」と言われ「本当に出来るなら本気になるよ」と京都の車中で制作が決定。

制作は,ホテルでゲーム合宿を行い,アイディアや思考のすり合わせを行った。セリフは口頭で「だってしょうがないじゃないか」と言うとプログラマーの人がそのまま打ち込み,今度はカエルが返答する番だから「そこはもったいつけてケロ」とちゃんとケロもいれてねと,ドンドン打ち込んでもらっていた。制作の際は笑ったりイイねをくれる聞き手が2人にプログラマーで言葉に矛盾がないかどうか考えて指摘して打ち込む人もいてセリフを考えられる人が2人いることがマザー3制作には助かったと語っている。

「一緒に笑い軽口を叩きあい,これはボツにしましょうかと言い合えるのがなにより楽しかった」

そんな困難を乗り越え続けたおかげでMOTHERシリーズはみんなに愛されるゲームとなったのだと思います。

 

あとがき

MOTHERシリーズを書くにあたって,糸井さんや宮本さんそれに岩田社長を調べていく内に制作段階からMOTHERは始まっていたんじゃないかと思いました。最初,ネスが隕石を見つけテレパシーによってポーラと出会い,天才ジェフと合流して困難に立ち向かう(以下省略)糸井さんがドラクエを見つけ,当時の任天堂の社長の連絡により宮本さんに出会い,天才岩田社長と合流して困難に立ち向かう。マザーシリーズには彼らの苦楽などの人間味が図らずともゲームに染み込んだことが,マザーシリーズの現実味あるコメディチックの作品が生まれたのじゃないのかなと思いました。

いつか出るかわからないですがMOTHER4を楽しみに待っています。

 

 

 「えんがあったら また あうさ シー ユー アゲイン!!
ほんとに カッコイイのは  どっちかな?!」

 

 

*1:任天堂の社長

*2:山内溥(やまうち ひろし)3代目となる任天堂 代表取締役社長。ゲーム&ウォッチファミリーコンピュータなどの電子ゲームで,任天堂を世界的な企業まで育てた。2013年9月19日逝去

二次元に逝く:第8回 ゼルダに流れる野生の息吹「世界よ、これがゲームだ!」

二次元に逝く:第8回  ゼルダに流れる野生の息吹「世界よ、これがゲームだ」

 


ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 1st トレーラー

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今更ですが,最近「ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド」(Nintendo Switch/WiiU)にどっぷりハマりました。もう素晴らしいです。「面白い」ではないんです。「素晴らしい」としか言いようがないです。

実は,この名作を今の今まで積みゲーとして放置してまして,何度もそろそろ遊ぼうかなと手を伸ばすのですが二の足を踏んでしまうのです。子供の時から遊んで来たはずなのですが,何故か遊ぶにまで踏み出せずにいまして......。読者の皆さんも似たような経験があるのですが,久々に疎遠になった友人にLINEしようとするが,今までの感覚や距離感をつかめず,モヤっとして結局送信せずに辞めてしまうと言ったあの感覚です。これはゲームに限らずシリーズ物から長く離れてしまうと謎の気まずさと罪悪感を抱いてしまう性....そのため,どんどん手を付けにくくなってしまった部分もあり,しかも、疎遠になっていない友達のドラクエくんとペルソナくんがいたため更に疎遠になっしまいました。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド 自然」の画像検索結果「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド 自然」の画像検索結果

ドラクエ11の王道を行くRPGとペルソナ5のスタイリッシュで現実味のあるRPGをクリアした結果、「もう世界救うのは嫌だ」という謎の虚無感に襲われてしまいまして「ゼルダの伝説」ような,多くを語らず全てを伝える物語に加えて手応えのあるアクションゲームをプレイするのは今の自分には荷が重いと思い敬遠していたのですが,ふとNintendoOnline特典のスーパーファミコンソフト「星のカービィのスーパーデラックス」と「ゼルダの伝説神々のトライフォース」を手に取り遊んでみると,2つの世界観や鳥肌がたち胸が高鳴るようなBGMに引き込まれ,ここまでされてゼルダに向き合わなければゲーマーの名が廃るとプレイに踏み切りました。すると、昼間はゼルダ、トイレや風呂などでもゼルダ、就寝前もゼルダをやり、気づけば朝日が昇るまでがゼルダでもう第2の人生って感じです。。。携帯モードのおかげで、どこでもSwitchと任天堂の戦略にまんまとかかってしまいました。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド 祠」の画像検索結果

 さて,前置きが長くなりましたが「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の何が素晴らしいのか,なぜここまでハマってしまったのか、、、それは、本作はゼルダの伝説の名を使った「完成されて、丁寧なオープンワールドゲーム」だったからです。

任天堂曰く,本作は「オープンワールド」ではなく「オープンエアー」とのことなんですが,これは実際にゲームをプレイしてみないとニュアンスが伝わりづらい部分があるので.........あえて分かりやすい言葉で表現しました。スーパーマリオブラザーズ」の生みの親としても知られ、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めた宮本茂さんによると「プレイヤーがやりたいことは何でもできるが、それがエンターテイメントの一種であるようにしたかった。ですから我々自身で名前をつけることが一番だと思ったんです」と語る。https://jp.ign.com/the-legend-of-zelda-hd/3220/news/

それが具体的に,どういうことなのか。自分はオープンワールドゲームに対して特別な思い入れがあります。今までゲームをプレイする中で「その段差とか頑張れば登れるでしょ!とかRPGなどではどうしてこっちの道から行けないの?」などと疑問に思っていたのですが,今までは技術だとか容量の都合上仕方ないんだと諦めて,それはそれと割り切って楽しんでいました。マリオギャラクシーなどの箱庭ゲームをプレイしたときは衝撃を受けこんな自由に動けるのか。。。。と目をキラキラさせながら胸を高鳴らせていました。そんな箱庭ゲームを超えたオープンワールドと聞いたときには,時代が動いたと思い楽しみにしてました

しかしながら,さまざまなタイトルをプレイして色々と深くハマっていくと必然的に弱点も見えてきます。昨今のオープンワールドのゲームというのは今現在,資金力・開発力に勝る海外メーカーが主導しているジャンルです。ノウハウも充実していますし,昨今は「オープンワールドなのに完成度が低い」というゲームはめったにありません。しかし,無難なモノが多く飽きてきたのも事実です。「オープンワールドってこういうものだ」という固定概念が広まりきった結果,どれも遊び心地が似たりよったりになって,本来の一本道から開放された自由のはずが,「管理された箱庭から箱庭に移動するだけ」のゲームになってしまい,とても息苦しいものになってしまいました。最初は広大な世界で自由に遊べるんだ、すごいとなるのですが「そこで出来ること」は大雑把なモノだと徐々にみんなが気づいてしまったんです。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド セリフ」の画像検索結果

とはいえ,誤解しないでほしいのが,僕はそれを不満に思っているのではなく,弱点は弱点として受け入れたうえで,それでもオープンワールドゲームはやっぱり好きなんですよ。大雑把で遊び心地が似たり寄ったりなタイトルばかりでも,オープンワールドゲームを数多くリリースされる現状をとても嬉しく思っています。そういうものが遊びたいんですから。この世には死んだジャンルというものがありますからね。

だが,しかし......。しかしですよ,「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイして,「とんでもないものを生み出してくれたな!」と驚愕しました。こんなものを出されてしまったら,今後オープンワールドゲームを遊ぶたびに「あぁ,これがゼルダならな.......」という思いが頭によぎるに違いないと。数時間遊んだだけで思い知らされました。今後のオープンワールドはこれと比較するのか.......と。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド リーバル」の画像検索結果

丁寧なんですよとにかく......丁寧に作り込まれていて大雑把なところはひとつもない。制限の中で最大限の自由を謳歌出来るようになっていて,体験を提供されているのではなく体験を自らの思考で生み出すことができるのです。ほんとに窮屈ではありません。自由に呼吸出来る”空気”がハイラルには流れていました。宮本茂さんが提唱するオープンエアの意味を少し理解できたような気がします。

ザコ敵との戦闘とっても剣やこんぼうを振り回すだけではなく,何通りものアクションがあり大胆に正面から攻めるのも良し,夜中に寝ている敵に不意打ちをするのも良しと自分の思い描く戦略を実現することができます。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド ボブリン」の画像検索結果

魔物はノコノコとうろついているだけではありません。彼らは拠点を構えておりプレイヤーを発見すると襲う前に笛を吹いて仲間に知らせるといった狡猾さを持ち”生き物”の動きで襲いかかってくる。近接攻撃を仕掛けてくるヤツ,遠距離射撃で援護するヤツの連携が見事だったり,こちらが投げたオブジェクトを投げ返してきたり,焚き火から木製の武器に火を燃え移らせて殴ってきたりと,かなり歯ごたえがあって一匹二匹だとたいしたことないのですが,敵が5匹といった多勢の場合はかなり厄介でスリルがあり飽きません。単純に敵が硬いからや攻撃力が高いから強いというわけではなく,その行動に”生命”を感じさせてくれます。

また,空中を飛行したり水中を泳げるゲームはこれまでに多くありましたが,切り立った崖などをちゃんと登れるゲームは意外に少なく「スカイリム」なんかでは馬のジャンプを利用して無理やりよじ登ったりもしましたが,そういうバグや裏技的なものではなく本作ではちゃんとシステム的に「よじ登る」というアクションが用意されています。そのためわざわざ時間をかけて回り道をしなくとも,多少無茶をすれば山だろうが谷だろうがなんだろうが独自の攻略ルートを開拓することが出来るんです。その気になれば,ほぼすべてのイベントや物語をすっ飛ばしてラスボスのダンジョンに殴り込みに行くことができ操作に自信がある方はラスボスを倒すなんてこともできます。しかしこれらのアクションは「がんばりゲージ」(※いわゆるスタミナ)によって左右されるところもお見事でした。これを無制限にすると,前述したようなスリルのない大雑把な遊び心地になってしまうところを,がんばりゲージを気にしなければならないという制限をもうけることによってプレイに各自の工夫が生まれてくる。たとえば岩壁を登っているとなんとなくあそこで休憩できそうだなと感じるとその場所まで頑張って行ったり,普通に行ったら溺れそうな川もアイスメーカーと言う水辺に氷塊を作るゼルダシリーズの秘密道具で乗り切ったり。。。。「ゼルダの伝説」シリーズが得意とするギミックの活用をオープンワールドに無理無く活用することで,プレイヤーの発想力・直感力が直接ゲームの攻略に繋がっていくのです。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の画像検索結果

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これはあくまで個人的な意見ですが,本作は「国産オープンワールドゲームが目指すべき道」であるように感じます。昔から日本人は良くも悪くも職人気質ですから,それはゲームに対しても例外では無くて,周りがなんで?そんなとこまでこだわるの?というモノやどんな人生を歩めばこの発想を思いつくんだ?という美点であり,その性質を変えるのではなく,受け入れ,資金もノウハウも充実している海外とは張り合わずに日本の得意なことを使い海外とは違った方向でトレンドを攻める。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は成功させたように思えます。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド ライネル」の画像検索結果

オープンワールドゲームはゲーム業界の最前線でありながら飽和し,もはや「枯れた技術」になりかけていたジャンルに国産ゲームらしいアプローチ,すなわち枯れた技術の水平思考という任天堂の得意分野で新たな可能性を開拓することのでき,今後の「オープンワールドゲームの在り方」を変える可能性があり業界的にも影響力がある非常に素晴らしい作品だと思っています。今更だろうと思っている方も本作の続編が出るということですから,遅くないのです!本作をクリアしたその熱量で続編をプレイすることが出来るのでむしろチャンスなのではないでしょうか。。。

ゼルダの伝説」に興味あろうがなかろうが関係ありません。本作からゼルダをデビュー出来るのは、、、ゼルダ童貞を捨て去るきっかけになるのではないでしょうか。。。今,捨てないと、これからずっと童貞のままですよ!


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編 E3 2019出展映像

二次元に逝く:第7回「ミスをしたっていいじゃないか人間だもの・・・」

最近、一気に暑くなりましたね。まだ6月だってのによ

このまま、7月~8月になったら大変そうだなと思い始めましたが、まぁ未来のことを考えてもしょうがないなの精神で考えないようにします。自分の将来は不安ですが・・・

 

さて、今回は、誤植が多いが人気も高い「ゲーメスト」を取り上げていこうと思います。ゲーメストなにそれ?という人も多いと思いますので、軽く紹介しますと

新声社が1986年から1999年まで発行していたゲーム雑誌で、おもにアーケードゲームを専門に扱っておりその専門性の高さから全盛期にはなんと30万部に達し人気を得ていたのだが、新声社の倒産と共に廃刊となってしまいました。

 

ゲーメストってな~に?

ゲーメストは新声社が、当時大手であったビデオゲームサークルVG2(ベリーグット・ビデオサークル)に「VG2の会報を商業誌ベースで再現してほしい」と声をかけたのきっかけに隔月刊誌として1986年に創刊(同年5年)。

創刊号表紙の煽り文が「ゲームファンのためのハイスコアマガジン」であったように

創刊当初は主にアーケードのシューティングゲームを主に取り上げていた。

ただ、初期はアーケードゲーム攻略に特化するわけではなく、『ゼルダの伝説』や『マイティボンジャック』などのテレビゲームやパソコンゲームなども取り上げていた。

第6号より月刊化、その後対戦格闘ゲームのブームに乗っかり着実に部数を増やしていき、1994年の第116号からは月2回刊化。

アーケードの代表的存在で、非常に濃厚な攻略記事が掲載されていたのが特徴で、当時のアーケードゲーマーのバイブルになっていた。

1999年に新声社の突然の倒産により最終号を出せずに惜しくも廃刊となった。。。

事実上の最終号は1999年の8月30日刊の第274号(9月30日号)

 

その後、同誌スタッフの多くがアスキー(現在のエンターブレイン)へ移り、アーケードゲーム専門雑誌「月刊アルカディア」を創刊した。

 

 

 

 

いくぜ、同人誌のノリだ!

非常に独特なノリと勢いが特徴で、創刊時の合言葉は「いくぜ、同人誌のノリだ!」であり、それも相まって創刊からしばらく誌面で、ゲームサークルのメンバーが次々と参加。後期の読者投稿ページは常連投稿者などが多かったこともあいまって、他のゲーム雑誌とは一線を画しており、その理由は他のゲーム雑誌が新作ゲームの紹介や基本的な攻略に留まっていた中で、ゲーメストに掲載される攻略記事は、もはや研究発表と言ってもいいほどの濃厚な内容で、「めくり」などの新語もうまれるほどだった。

めくりとは、対戦格闘ゲーム用語。相手をぎりぎりで飛び越すようにしながら攻撃することによって、防御操作のレバー入れの方向を迷わせる技術。または、着地後に連続攻撃を入れやすくするため、相手を飛び越すようにしながら背中側に攻撃を当てること。「背中の皮めくり」が語源。当時は同じ技術に対して「裏まわり」などの別呼称も存在したが、現在も一般的に「めくり」が使われている。

これは、巷のゲームセンターのハイレベルなプレイヤーが引き抜かれゲーメストのライターになっていたからである。そのため記事内容もゲーマー目線で読者との距離感が近く、現在のゲームセンターの最先端の情報が得られるアーケードゲーマー必須のバイブルで一般人や少しゲームをかじった程度の人間ではノリに付いていく事はおろか、意味さえも読み取れない状況になってしまっていた。

ライターがやり込めば記事内容も増えるので、同じゲームでもキャラクターごとに記述量が違ったり、ライターの愛着のあるゲームやキャラクターの攻略が細々と続くようなこともあった。全盛期はページ数が増えすぎて、中綴じの本が簡単に崩壊しまうほどの厚みになっており、そのことも度々ネタにされた。

ゲーマーがやりこみ記事を書く、それをみたゲーマーがおもしろがる、そしてゲームをやり込む、そして記事を書くというガチゲーマーのための永久機関となっていたとかいないとか・・・

 

まさにカオス、同人誌特有のフットワークの軽さと読者やライターのノリの良さが相まって、当時の良さが滲み出ていました。今の時代も良いのですが、この時代も楽しそうで羨ましいなと思ってしまいます。

 

ゲーメヌトお約束の誤植乱舞!!

ゲーメストといえば、「インド人を右に」などの誤植が多いことで知られた雑誌でもあります。その理由は、当時のゲーメストの執筆者の大部分はゲームセンターからスカウトされた上級ゲーマーたちで、彼らはライターとしての経験がなく、酷い悪筆で、それらを校正するはずの編集者も高度なプレイ技術を持つゲーマーライターに対して立場が弱く、ライター側が修正を嫌えば従わざる得ないという、今の時代では絶対にありえないようなことがまかり通ってしまうため、誤植が増えた原因の一つだという。。。

原稿は写植オペレーターが入力して写植をつくり版下に貼り付けていくのだが、オペレーターはゲームに詳しくないので、解読不可能だと適当な文字をとりあえず入れちゃえと打ち込むのだが、編集部で校正する時間もないため誤植が連発。

そこで編集部でPCを導入することで手書き原稿をPC入力することにした。

PC入力にすることで読めない文字をライターに直接聞けるメリットもあった。そしてライターにもPCでの原稿作成を依頼し、ゲーメストのデジタル化は急速に進んだ。

ところが変換ミスが多発し、デジタル入稿なら締切が延ばせるとライター達が悪い意味で学習してしまい、編集する時間が相変わらず確保出来なくなってしまったそうだ。

誤植といえばゲーメヌトと呼ばれるほど多く、その多さは誤植のない号がないといってもいいレベルであり、誤植撲滅を誓った2行後に誤植したり(鶏でも3歩なのに・・・)、「前号の『前号の誤りと訂正』に誤りがありました」なんてこともあった。

しかし、あまりにも酷すぎたためか逆にネタとして読者に定着していき、ゲーメスト側からネタにして「わざと誤植した部分があります!見つけた方にはプレゼント進呈」という企画をするのだが、その企画はあまのりの誤植の多さに本来の正解が埋もれてしまい、一番面白い誤植を見つけた読者にプレゼソト進呈というなんとも予想通りの結果に終わっている。

ダーメスト誤植原因のまとめ

  • 締切時間の厳しさによる校正時刊の減少
  • ワープロを使わず原稿を手書きしており、手書きの字が非常に汚かった
  • 写植を外部委託していたのだが、写植担当がゲームやキヶテクターを知らなかった
  • 発行当時からのベテラランうイターたちの退社、残ったテイターの大半がただだのゲーマー上がりだった

 などなど、様々な要因が重なった結果として大量の誤植が生まれたのである。

 

ゲー〆ヌト有名な誤植まとめ

 (正→誤)

などゲーメストを知らなくても日にしたことがある人は多いのではないだろうか。

 ちなみにザンギュラ~の際はさすがにライターも怒り、写植業者に文句をつけようと原稿を見直したらどう見てもザンギュラのスーパーウリアッ上としか読めなかったそうだ。

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 誤植以外にも写真とキャプツョンの説明が間違っていたり(ブレイクスパイラルの説明をしているが写真はカイザーウェイブ)、写真の順番が間違っていたり(コンポを説明し「三段でこの威力!」などと謳っていたが写真では体力が増えていた)、「満タンからのこの減り!」とか言っておきなが体力ゲージが見切れていたりなどは日常茶飯事だった。

また誤植以外にも、

  • 応募者プレゼント紹介は○○ページ!→漫画のページ
  • 9月30日発売号のプレゼント応募ハガキの締め切りが9月30日必着

 などインパクトの強い問違いが多かった。。。

 

キャラが濃く、そしてレベルの高い読者

ゲーメストには「アイランド」という読者投稿コーナーが存在し、当時のアーケードゲームに関連した文章・イラスト・マンガが投稿されていた。

この、濃くそしてクセの強い雑誌の愛読する読者、そして当時、同種の雑誌がほとんどなかったという環境も合わさって、レベルや人気も高く、これをまとめた「ゲーメストアイランド血風録」などとして単行本化もされている。

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ここでの投稿作家から、イラストレーター・漫画家に転身したものも多く、プロへの登竜門としても機能していた。

例を挙げると

などといった方々がゲーメストを通じてプロへと転身していった。。。

とりわけアーケードゲームをネタにした、読者からの4コママンガ投稿ページである「ゲーパロ4コマグランプリ」は特に人気が高く、単行本の売上は本誌やコミック以上であったとも言われ、今でもファンの間では語り草となっている。

 

伝説の終わる

1999年に新声社の突然の倒産により最終号を出せずに廃刊となった。

事実上の最終号は1999年8月30日刊の第274号(9月30日号)。

その後、同誌スタッフの多くがアスキー(現在のエンターブレイン)へ移り、アーケードゲーム専門雑誌「月間アルカディア」を創刊した。がしかしアルカディアも惜しまれつつ廃刊となってしまった。。。

 

 

あとがき

最近というか、このネットが普及したご時世で紙媒体は斜陽業界と呼ばれていますが

紙媒体には紙媒体の良さがあり、電子書籍とは違った良さがあります。

実際、なくなったらなくなったらでみなさん寂しくなるとおもうのですよ

ですが、情報の速さや字数制限そして印刷にかかるコストを含めるとなかなか厳しいところもありますが、うまいことやっていってほしいです。。。

ハナシは変わりますが、ファミ通と電撃を買ったのですがね

いやぁ~あれはなかなかおもしろかった。内容の濃さとボリュームがすごかったですね

さすがプロと思いましたが、この裏には出版社様の多大なるご苦労があったのでしょうね。。。では、そろそろこのへんで・・・

 

 

 

まぁ、アニメーターほどではないけど下請けの編集プロダクションも中抜きのせいでなかなかブラックだけどな!!

 

二次元に逝く:第6回「燃え尽きちまったぜ!」

 まいど、

風邪やらプライベートのゴタゴタ(主にゲームと読書)で忙しくて、更新頻度が遅くなってしまいました。

そんな中、最近ハマった本がありまして、今回はその本を紹介していこうと思います。

ハマった本というのはですね。。。

 

『吉田の日々赤裸々。』

という本でして、新生FF14のプロデューサーでありディレクターの吉田直樹さんの

ファミ通に連載していたコラムをまとめた一冊で

へぇ~こんな事まで書いているんだ!と日記みたいな感じで裏話や職場の事などを赤裸々に書いており吉田さんゲーマーすぎんだろ!と誰もが思うエピソードがたっぷり詰まっておりFFファンであろうとなかろうと楽しめる一冊となっています。ちなみに

2作目も出版されていますのでね・・・おわかりのように2が出ているということは1が好評だと言うこと好評売れたから2がでたのです。なので皆さん今すぐ別タブを開いて

Amazonでポチるか近くの本屋さんで探してみてはいかがでしょうか

ここまで書きましたがそもそも「吉田直樹」って誰だよと思う人もいるかも知れないのでご紹介していきましょう。

 

「”新生”に革命を起こした男 吉田直樹とは、一体!?」

プロフィール

 

本名:吉田直樹

別名:吉P(ヨシP)

   魔界からの使者ダリー

   なおにぃ

   ミラクルフラッシュ吉田

生誕(年齢):1973年5月1日(45歳)

出身:日本 北海道札幌市

学歴:ハドソン系列の専門学校卒

職業:ゲームクリエイター

   ゲームプロデューサー

 

肩書き:取締執行役員(開発・部門担当)

    第5ビジネスディビジョン・エグゼクティブ

取締役会:スクエア・エニックス

 

彼の人生はアメリカン・ドリームならぬジャパンドリームといっていいほどの出世で

専門学校卒業後ハドソンにバイトで入社した後『天外魔境』シリーズや『ボンバーマン』シリーズのゲームデザインを手がけ、『ドラゴンクエストX』を作るという

齊藤陽介さんの招聘(簡単に言ってスカウト)でスクエア・エニックス契約社員で入社。そして『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』シリーズを製作。

ドラゴンクエストX」ではチーフプランナーを務め、2007年末から2009年半ば頃までは一時離脱していたディレクターの藤澤仁さんの代理を務め、復帰し業務が安定したところで、社命で新規プロジェクトを立ち上げることになり、『ドラクエX』のプロジェクトから離れることになった。

2010年12月10日、『ファイナルファンタジーXIV』の品質を向上させるため、田中弘道

および河本信昭の両名に代わり、同ソフトのプロデューサー兼ディレクターに就任した。その時のゴタゴタや裏話などなどが『吉田の日々 赤裸々。』に記載されていますので是非!!

2018年にスクエア・エニックスは取締役会の構成を見直す一環として、4月1日付で吉田直樹さんを含む既存の執行役員8名が取締役員に指名することを発表。

執行役員と兼務し、取締役兼執行役員となった。

簡単にまとめると

1982年?:専門学校卒業

1993年にハドソンにバイトで入社

2004年末ごろ~2005年1月スクエニ契約社員として入社

2007年末~2009年半ば頃ドラクエXに携わる

2010年12月10日『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターに就任

2015年3月10日スクエニ4月付けに執行役員制度を導入することになりその一人に選任

2018年3月1日取締役に選任され取締役兼執行役員となる

という異例な経歴の持ち主で、いち専門学校卒のバイトがあの大手ゲーム会社スクエニ執行役員にまで上り詰めたという、すごい経歴の持ち主で専門学校を馬鹿にするわけでは無いですが、大卒じゃなくても努力と才能そして凄まじいほどの能力を持っていれば大卒じゃなくてもスクエニに入社でき、取締役にまでなれるというこの夢の無い日本でも夢を見させてくれる程の人物です。

吉田直樹さんはかなりのゲーマーで幼少期はマリオやドラクエなどに熱中しており

社会人になっても、『ストリートファイターⅢ』『ザ・キングオブファイターズ』などの格闘ゲームや、『ディアブロ』『ウルティマオンライン』『エバークエスト』『ダークエイジオブキャメロット』などのオンラインゲームまで幅広くやりこんでいる「ガチ勢」であったらしくその腕前は、『アフターバーナーⅡ』というゲームでは、

雑誌「ゲーメスト」のスコアランクに応募して全国2位になったこともあり、「マイコンBASICマガジン」で行っていた『F-ZERO』のタイムアタックも、ワールドレコードで2位まで取ったことがあるという。。。

ダークエイジキャメロットでは、「Knights of Zedan所属のCellica」として同ゲーマー

の間では非常に有名でもあった。

ユーザーとの距離が近いスタンスを取っており、親しみやすい人物像がよく知られている。ネットからの煽り耐性は世界的にもトップクラス。どんなに罵声を浴びさせられようとも、絶対に逃げずに己の信念を曲げることはしない。まさに光の戦士!!!

その生き方に憧れる。。。

しかし、新生FF14開始当初はユーザーに苦痛を強いるゲーム内容のあり方や、矛盾した発言を巡って度々炎上する騒ぎになってしまうが、アップデートを繰り返す中で

ユーザーから受けた意見や不満点をかなり改善しているので、ユーザーに対する思いやりがないわけではなくむしろユーザーの気持ちを汲み取った良いプロデューサーと言えるでしょう。

ただ、これらの意見は中立的な立場を欠いたものであり、真っ当に言えばコンプライアンスを遵守しつつも、コストが過大にならないように気をつけながら、ゲームの面白さとグラフィックの美しさを両立する事を常に心がけている人物である。 
また、他のゲームクリエイターと異なり、重課金制のゲームが将来的に会社に死をもたらす事も良く分かっており、技術的に困難で要望に応えきれない場合でも、その原因を細かく説明している。 pixiv大百科より抜粋

と経歴はこのくらいにして。。。

この本はエッセイや日記に近いもので実際のところ手に取りづらいのかもしれませんが、FF14だけではなく、日々の日常からガチでやりこんだゲームのハナシや人生相談

もちろんFF14制作のハナシまで赤裸々に書かれており他人の日記を読むようで

夢中になって読んでしまいました。

個人的には2が好きなのですが2を最大限楽しむためには1を読んでからのほうが

いいと思うので、是非1から買って読んでみては行かかでしょうか・・・

2だけでも十分楽しめます。

コラムって感想書くのが難しいよね

 

では、このへんで

 

光のお父さんって面白いけど、ドラマ、映画化って前代未聞だよね・・・

二次元に逝く:番外編「ワドルディの食文化大革命とは・・・」

ワドルディの食文化大革命

ワドルディの食文化大革命(わどるでぃ - しょくぶんかだいかくめい)は、プププランドにて発生した軍事クーデター、発展して社会主義革命である。ワドルディの乱、首謀者の名をとってワドルドゥの乱とも。クーデタにより、一時的にプププランドはデデデの王政からワドルディが支配する共和政となった。

 

       ワドルディ食文化革命

      é¢é£ç»å

『食料の為立ち上がり革命を誓いあい飢えたる者たちが結束した。同志ワドルドゥ

           (2003年、??画)

 

種類     軍事クーデター

 

目的     国防兵士に食料を配給するための大規模な武力闘争

       また、独裁主義化の維持しようとするデデデ政権に対する

       社会主義の原理闘争

 

対象     独裁主義によるデデデ政権

 

結果     デデデ王政がワドルディ一派を懐柔し和解

       それによりデデデ王政の事実的勝利だが

       ワドルドゥ一派の要求はすべて通っており

       デデデ王政の勝利なのかは、議論の対象となっている。

 

発生現場  ポップスター星・プププランド領・デデデ王国

 

指導者    ワドルドゥ

 

 

 

背景

事の発端はプププランドの軍事防衛費の問題であった。

元々軍事費の削減目標を掲げていたデデデ大王は、国防軍兵士の食費の膨大さに激怒。しかも、食事の質も国家元首である自身よりも上(大王自身の食事はカップ麺)であることから兵の食費の削減に着手し、最終的に兵士一人当たりの食費を1デデンにまで削減した。

言うまでも無くこの措置に軍部は大いに不満を抱き、国防軍最高指令ワドルドゥは兵の待遇改善を直訴するも大王はこれを拒否。これにより傾きかけていた国家財政は再建されたが、大王が軍部との間に残した確執はあまりにも致命的なものだった。

 

財政難の原因

原因は主に国家予算の90%を占めている国防兵士の食費、それを賄おうと

カートレースやテーマパーク、美術館や博物館のイベント、国内のデデデ帝国銀行の発足による財政の確保や様々な公共事業をデデデ王国の主要取引先である巨大軍事企業ホーリーナイトメア社の提供、支援、融資等の様々な支援により実施。

だが、ホーリーナイトメア社の敵対組織である星の戦士団(銀河騎士団)の最終兵器である空飛ぶピンクボールの飛来により、国民の政治思想の変化による国内の治安悪化、暴徒鎮圧及び、空飛ぶピンクボール通称カービィの撃退の為に生物兵器MAJUを購入が度重なり、借金が膨らむ。

現状の解決のため、デデデ陛下は、

産業革命、食文化の発展向上、国民の学力向上、デデデ王国の開墾による領地拡大」

を政府の方針、実施するがカービィの暴動が原因で失敗

それに伴い、産業はストップ、焚書による国民の学力低下により

デデデ王国の文化資本レベルの低下、偏向番組の放映などにより

デデデ王国は大きな損害を受けた。

それにより、さらなる国民の政治不信および反デデデ政権に傾く風潮が流れ

テレビ番組等のマスメディアよる情報操作やプロパガンダを実施するが、

あまり効果が無く、数多くの政策、公共事業の失敗が重なり、

ホーリーナイトメア社への負債が膨らみ続け、その額なんと

1,170,411,246,413,708,686デデン(117京441兆2464億1370万8686)へと上った

当時のレートは1デデン=約100円だという

デデデ王国の宰相、メタナイト卿の裏切りによる秘密裏の対ホーリーナイトメア社討伐のための戦艦ハルバードの密造も原因に含まれるとみられる。

 

 

経過

 

 

事件は食費削減令実施から数日後に起こった。昼食の時間に兵士の一人が空腹のあまりに調理担当官・コックカワサキに対して食事の増量を要求し、コックカワサキが要求を拒否すると激怒した兵士の一団が暴行を加えたのである。この事件は急速に拡大し、暴動に発展。さらに軍部のクーデタにまで発展した。軍部はデデデ大王の権威を象徴するものすべてを破壊し、さらにデデデ大王エスカルゴンを一時的に退位させるまでに至った。その間、日本時間にして約4分の出来事であった。

さらに人民裁判所を設置し、ブルジョア階級の排除を決行。プププランド国内のブルジョア筆頭であった、大臣・パームとメーム夫人(フームの両親)を逮捕し強制連行(強制起訴)。コックカワサキと共に「人民の敵」「反革命分子」として人民裁判にかける。このことから近年ではこの革命を社会主義革命とする見方が増えてきている。

このとき国旗も変更された。

その際、使用された新国旗

軍部の行動を鎮めるべく、デデデ大王は軍部を懐柔すべくホーリーナイトメア社からモウ・タクサンを購入し、食事を支給。

 そしてカービィの能力カービィショウジンテイショクによって、乱は完全に鎮圧された。

 

その後

同志ワドルドゥ率いるワドルディ一派との和解によって、革命は転換点を迎えた。

過剰な革命運動は沈静化し、デデデ政権が事実上の復権を果たす。

2003年7月26日、ワドルディによる共和政の解散されて絶対王政が再び成立したが、

宰相メタナイト卿は銀河戦士団である疑惑、フーム、ブン、カービィによる国内のレジスタンスの結束などの陰謀が持ち上がるなど体制は不安定だった

 約4分で王政を制圧、約1分で懐柔されるが、食文化大革命によって生まれた

ワドルドゥ政権は自称17052代続きデデデ大王即位300年の独裁主義による絶対王政を一時的とは言え、崩した功績をたたえられ、指導者・ワドルドゥは多くのワドルディからはプププランドレーニンと呼ばれ絶大な信頼と支持を得た。

この闘争は事実上デデデ政権の勝利とされているが、ワドルドゥ一派の要求は、

全て呑んでおり本当にデデデ政権の勝利かどうかの真相は明らかになっておらず

秘密裏に協定を結んでいたのではないのかと疑問視する声が上がっており

真相は未だ謎に包まれており専門家による議論の対象とされているようだ。

注意

この記事は検証可能な参考文献や出展が全く示されていないか、不十分です

よって本記事の信憑性は限りなく低く、信頼性は無いですのでご気をつけください。

二次元に逝く:第5回「狂気のアニメ星のカービィ」中編

まいど、

今回も、前回に引き続き不屈の名作「アニメ星のカービィの紹介をしていきたいと思います。

前回をまだ見ていない方は、URLを貼っておきますので是非ご覧になってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、中編はですね・・・

たくさんある中、食べ物に関する回を5つご紹介したいと思います。

まずは、1つ目、

 

「肥惨・スナックジャンキー」61話

この回は、迷言の多さと中毒性の高い曲が流れるので知っている人は多いのでは無いのでしょうか?

まずは軽くあらすじから、デデデがテレビを見ているとお腹が空いたので、近くにあったスナック菓子に目をつけ、ワドルディが止めるも構わず食べてしまいますが、実はそのお菓子はエスカルゴンカービィを太らせる為に買ったものだが、デデデはお構いなしに夢中になって食べ続けます。しまいには、ソファから降りずにテレビばかり見続けスナック菓子以外のものは食べない生活に・・・

しばらくたって、村人は一週間も村に顔を出さないデデデを不思議に思い始める

そんな中、デデデはどんどん太ってしまう。そして後日の朝、地響きがして、地震が起きたと思ったエスカルゴンとフーム達一行は慌てて、デデデの部屋に向かうのだが、そこで目にしたのは・・・・。

なんと、信じられないくらいに太ったデデデが寝そべっていたのだ。

命にかかわると思ったエスカルゴンは、急いで医者のもとに連れて行った。

途中で、村人はデデデの変わり果てた姿を見て大爆笑!罵声と笑い声が響き渡る中、

ヤブイの診察によると、今後も太り続けるといい原因はなにかの添加物が原因と語る

フームは原因解明に捜査を続け、生物を永遠に太らせるデブリチンが入っていると解明

フーム達はタゴの店に聞き込みに行くが、そのスナック菓子には製造メーカーも賞味期限も書かれていなかった。怪しいと思ったフームは、メタナイト卿に聞きに行くとホーリーナイトメア社が原因ではないかと問う、メタナイト卿はカービィが食べている可能性が高いと予感し、カービィはどこだ?とフーム達に聞くが、ふと気づくとカービィはいなくなっていた・・・一方、デデデは痩せるためにホーリーナイトメアにインストラクター・マッチョさんを要求、フーム達もデデデの部屋に向かうとカービィも信じられない程に太っていた。デデデとカービィは、果たして痩せることはできるのか、そして一同、その地獄のエクササイズに驚愕する・・・・・

この回は、国家や社会情勢に完全に喧嘩うってるとしか思えない迷言が多く、

順を追って話していきましょう。

まず、テレビを見ていたデデデが、ふと箱詰みされた謎のスナック菓子に目をつける。ワドルディ達の静止を振り切って一口食すと、すっかりハマって食べ続けたセリフ

デデデ「テレビを見るとつい夢中になって、スナックもとまらなーいやめられなーいゾイ!」 
おい、それカ◯ビーのヤーツ大丈夫かそのセリフ
が、それはナイトメア社から取り寄せたカービィ太らせ作戦用のスナック菓子であった。 
勿論エスカルゴンは呆れて注意するも、当のデデデは「こんな美味いの、カービィだけでは勿体ないゾイ!」と聞く耳を持たずそれはまさに馬耳東風の様
高い金で買ったスナック菓子をカービィではなくデデデが食っていることに怒るエスカルゴンだが、 
「ゲスゲスうるさいゾイ!」とスナック菓子の袋を叩きつけられてしまう。 
挙句の果てには…

 

エスカルゴン「(デデデに叩きつけられたスナック菓子の袋をどけながら)そうやって1日スナック菓子を食べて過ごす気でゲスか?」 
デデデ「イエース!」 
エスカルゴン「最っ低のカウチポテト族だ…」 
デデデ「ん?なにポテト?」 
エスカルゴンカウチポテト! ソファーでテレビ見てお菓子ばっか食べる、アホダラの事 でゲスよ!」 
デデデ「それがワシの理想!」 
気持わかるぞ、デデデよく言った!

更には、チャンネルDDDでは放映していない怪獣映画を見ていることを不思議に思ったエスカルゴンに対し、

デデデ「ナイトメア社の放送をジャックしたZOY☆」

エスカルゴン「それ犯罪でゲしょうが、もう!!」

デデデ国家ぐるみの場合は犯罪にならんZOY!!

 おい、大丈夫か(ryと思わせる迷言でおそらく「保護者」も眉をひそめたと思います。

何度でもいいますがこの番組は7時30分に放送されています。

言論の自由が守られてる日本っていい国ですわぁ~

それからというもの、デデデは晩飯も食べずスナック菓子のみを食べ続けており

エスカルゴンは再三注意を促すが・・・

デデデ「美味い物を食うのは正義ゾイ!」 
エスカルゴン「栄養が偏るでゲしょうが!!」
(白ひげみたいなこと言いやがって・・・・)
とデデデは全く耳を貸さず、デデデは全てにおいてスナック菓子が優先となっており
さらには、トイレに行くのも移動式のソファを使い済ます程だらしなさが板についていた。流石に7時30分にボトラーは無理か・・・
ボトラーとは尿をペットボトルで済ませるひとのことを指す
デデデはスナックにハマッたその日から、椅子に座り続けテレビを見ながらスナック菓子をむさぼり続けるカウチポテト族になっていたのだ。

 

場面は変わり、村の住人達は、デデデを見ないことを不審に思い噂をする

ガング「確かに姿を見なくなった、風邪かな?」 
ガス「風邪なんかひく奴じゃない」 
コックカワサキ「 死んだんじゃないの~? 」 
タゴ「余計あり得ないよ…」
ボルン署長「確かに。ここ3日ほど陛下を見ませんな。」 
レン村長「いや、もう1週間になりますよ。」 
ボルン署長「 このまま永遠に居なけりゃあ静かでいいんじゃありませんか? 」 
レン村長「そうじゃが…あんたそれでも警察官か?」
 
カワサキとボルンの辛辣な一言、エッジが効いてますね
それにしてもデデデは、いつもの言動のせいで人民からは嫌われていますが、ここまで嫌われているとなると流石に同情します・・・・やっぱそれはないな。
 
翌朝、城に止まっていたカービィは、腹ペコでみんなの分まで食べてしまいました。
メーム「そんなに食べたら、今にブクブク太るわよ」 
フーム「カービィ!太りすぎると 社会的ハンデ をしょい込む恐れがあるのよ?」
良い子のみんなはぶくぶく太らないようにしましょうね
 
その時、歴史は動いた・・・・
はい、すいません動いてません。
その時、巨大な地響きが城中に起こります。
何事かと、駆けつけたエスカルゴン、フーム一行は驚愕した。
なんと、腹部が風船のように何十倍も膨らみ太ったデデデの姿であった。
その姿は、まるで刃牙に出てくるビスケット・オリバの彼女、マリアの様
その真ん丸と太ったお腹はカービィにもトランポリン扱いされるほど大きくなっており
こんな惨状になっているのにもかかわらず、本人には自覚症状は無く、未だにスナック菓子を食べ続けていた。
 
このままだと心臓に重い負荷がかかる可能性があり、命が危ないのは誰の目にも明らか
大臣一家の案で町医者のヤブイに診てもらうことにしたが・・・・
その余りにも巨大な体型のせいで自分で歩けず、壁を破壊してワドルディに運んでもらうという。デデデは、そんな姿を住人に見られることを嫌がるも、忠告を聞かなかった報いとして、強硬手段に出ることにした。
 
道中、ワドルディに運ばれるブクブクに太ったデデデは住民たちの笑いのタネにされてしまう。

レン村長「記念に取っておこう。陛下、チーズ☆」(カメラを構えながら) 
ボルン署長「ははは、こりゃひどいもんだ」 
キュリオ「こうまで巨大化するとはな…」 
カワサキ あのお肉、分けてくれないかなぁ~? 」 
サモ「デブの段階を通り越して…」 
メーベル 完全に粗大ゴミになったわね 」

もはや村人からは生物としてみなされていない
色々言われ続けた挙句、親から「お菓子を食べ過ぎるとあんなみっともなくなる」と説明された子供たちからもバカにされてしまう。 
揃いも揃って辛辣で優しさのかけらもない言葉である。当然といえば当然だが…。

デデデ「いま笑っていた奴はみんな極刑ゾイ!!」
 
ヤブイの診察によれば、何か特殊な栄養素のせいで「生きているのが不思議」と言わせる程の異常な肥満を引き起こしたらしい。 
その言葉に引っかかったフームは城に戻り、デデデの食い散らかしたスナック菓子を採取して調査。 
…この時ブンにカービィの不在を知らされるも、調査の方で頭がいっぱいだったせいでスルーしてしまう。 
一方デデデはスナックを欲しがるスナック中毒から「正気を失い」(つまり禁断症状。ヤブイ曰く地獄の苦しみを味わいながらスナック断ち以外方法はない)、鎖で縛られながらも暴れる始末。 
良い子のみなさんも、デデデのようにならないようにタバコやお酒、課金やその他etc,
は、摂取してもいいですが、節度をわきまえて賢く行いましょう。
そしてフームによる検査の結果、それは食べ物を美味しくする代償に限りなく太らせてしまう、危険な添加物「デブリチン」であったことが判明する。
 
意外にもメタナイトは和風趣味が好きだということが伺えます。
スナックの製造メーカーや賞味期限が不明なことから、この時点でようやくデデデ達や
ホーリーナイトメア社の(本来の)悪巧み「カービィの太らせ作戦」を悟ったフーム達。
一連の出来事をメタナイト卿に相談するが、彼女は一番大事なことを忘れていた・・・
 
カービィが一緒にいなかったのである。
 
あの無尽蔵な食欲を持った空飛ぶピンクの悪魔カービィがスナック菓子に手を出しまえば意味がない。

ハル・エメリッヒ博士は語る・・・

 

まさか・・・と悪い予感がする一同。

卿「おそかったか・・・」

案の定、デデデがスナック菓子を食い散らかした場所にカービィは居た

目を離した隙きに、スナック菓子を食べた続け着実に脂肪を蓄えていったカービィは、もともと丸かった体型は、更にデカく、醜く、そして丸く太っていったのだった。

やがて禁断症状が現れ、苦しみもがくカービィ

一方、エスカルゴンの手により悪いタイミングで戻ってきたデデデはカスタマーサービスを呼びつけるなり「ワシをこんな姿にしおって」と逆ギレ
原因は、対カービィ用のスナック菓子であることを忘れて貪り、カウチポテト族になったデデデに原因があるのだが・・・
そこがアニカビのデデデの魅力なんですよねぇ~
とにもかくにも、カービィを巻き込みダイエットを敢行すべく、ホーリーナイトメア社からインストラクターを注文。 
 
フーム「太るだけ太って、今度は痩せるためにお金を使う気!?」
そうなんですよ、これがデブの金銭の負のスパイラルなんですよね

痩せる方法は極論、食べなければいいのに、それが無理なら食べる量を調整して運動すればいいのに・・・・

 

そんなこんなで、インストラクターを注文


(ハ~~~イ☆マイネーム イズ マッチョサァ~~~ン!!)

 

どう説明したら良いものか・・・

やたらテンションの高いマッチョさん(cv:カワサキ飛田展男)は特設ステージを召喚

太った2人をクレーンで吊るし、振動ベルト・くすぐり電気椅子・全自動スタイリーと器具による強制フィットネスを行うが、 心身ともにだらしなさ過ぎてマッチョサンは痺れを切らし、最終手段を決行。

「こうなりゃ拷問生き地獄!お仕置き天国 Go Go HEVEN!」

 

すると、より過酷かつ残虐いや、明らかに殺意に満ちたフィットネスを開始。 
やりたい放題のメニューで2人を苦しめ始めた。
その内容は

 

  • 後ろにトゲを設置しルームランナーさせる殺す気満々のメニュー。
なおこのメニューでフームはついに 
「ちょっとこれってリンチじゃない!」 
いや・・・このセリフ・・・
何度でもいいますが朝7時30分な(ry

 

  • 筒に詰め込んだ後ところてんの如く押し出す(こうかは ないようだ…▼)

 

  • パンチ攻め

 



などなど、まぁビリー教官も裸足で逃げ出す程のスパルタ式である。
最初と最後に至っては、アニメじゃなきゃ死んでいるから
良い子のみんなは真似しないでね

 

フーム「これって拷問よ!」 
エスカルゴン「フィットネスはそのくらいの覚悟がいるでゲス!!」 
まあ間違ってはいないが、それは比喩的表現であってまさか物理的に行うとは・・・

 

こうして2人を散々痛めつけた後に、何故かカービィだけ台座に固定される。 
と、台座の上にあったミラーボールからトゲ付きの鉄球が出現。

 

そう、これこそがホーリーナイトメア社の真の狙いである。 
カービィの吸い込みを封じた所で、魔獣だったマッチョサンを送り込みフィットネス中に倒すという姑息で狡猾な罠だったのだ。 
フィットネスの最後と言わんばかりに、マッチョサンの号令で鉄球が落とされるが…
何と潰されるどころか、その衝撃で食べたポテチを全部吐き出して結果的に痩せてしまった。
 
ブン「な~んだ、スナックを吐き出せばよかったのか!」
いや、待て待て待て、その理屈はおかしい、簡単に言うなよどれだけの人間が(ry。

 

エスカルゴン「陛下もそうする(スナックを吐き出す)でゲス!」 
デデデ「それが出来れば苦労はせん…」 
全くだ。簡単にいうなよな

 

 

ともかく吸い込みが出来るようになったカービィは、フームの命令でマッチョサンのインカムを吸い込み、その結果「マイク」をコピーした。 
そう、よりにもよってコピーしたのは、あのジャイアンの歌声と正面から殴り合える位の殺人的音痴を撒き散らす作中最凶で且つ害悪のコピー能力・・・
以前のテーマパークの一件(アニメ31話を参照)で、嫌というほどその恐ろしさを理解しているが故に恐怖する一同。 
フームもよく考えればインカム繋がりで分かりそうなのにも関わらず、何故吸い込ませたし。
当然、マイクカービィによる音痴を越えた破壊的熱唱でステージは崩壊。 
フームやブン、デデデやエスカルゴンは苦しみ、画面越しであるはずのカスタマーも、我慢できずに通信を切って逃亡。
マッチョサンも耐え切れず、遂に爆散してしまう。 
だが歌う事に夢中なカービィはそれでも止めず、例によってデデデ城は豪快に崩れ落ちる。 
フームやブン、メタナイトが崩壊する城の中で

 

フーム「この技だけは何とかならないの!?」 
メタナイト「ダメだろう…」

 

そっ・・・かぁ・・・



それから陽も沈んだ頃、何故か流れ続けているBGMをバックに城の瓦礫から這い出てきたデデデとエスカルゴン。 
だがデデデは元の体格に戻ったが、どうやらマイクカービィの衝撃と城の崩壊に巻き込まれたショックで、最終的に痩せたようである。 
どうせだからもっと歌ってもらって痩せればいい、とイヤミを言うエスカルゴンとそれだけは勘弁と渋い顔をするデデデ。


だがそれもつかの間、埋もれたはずのマイクカービィが瓦礫の山から飛び出す!

 

慌てて逃げ出す2人の事など眼中に無く、カービィはただひたすら楽しそうに歌い続けるのであった…
という話となっています。
実にツッコミどころ満載の回となっています。
色々、アレな台詞回しも然ることならば、フィットネスシーンのバカバカしさに腹筋がやられた視聴者も多い。
この回は、カービィがほとんど自分の意志で戦っておらず、このアニメではたまにあるがことだが・・・
こうしたネタばかりに目が行きがちだが、話のテーマとしては要するに 
「 ろくに動かず食ってばかりいたら太って当然 」 
という一種の教訓である。つまりお前らの事だよ 
そうなんですよ このアニメは風刺アニメの皮を被った教育番組だったんですね。
多分違いますが・・・・
流石に今回のデデデとカービィみたいな肥満描写は大げさな表現だが、視聴者のキッズ達に分かりやすく伝えるという点ではこのくらいがちょうどいいだろう。

ちなみにこの回の先週に放送していたのは、第60話「宝剣ギャラクシア!」。 
こちらは全体的にシリアスな雰囲気が漂っており、全100話の中で3割を割ってるシリアス回であり、ギャグ全開の本エピソードとの温度差は凄まじいものがある。 
銀河戦士団の一端に触れる数少ない回、熱い展開などの要素から対照的に 名エピソードとして有名だという。
フィットネスの最後のシーンでは、全員でダンスを踊るというその中でメタナイトだけ微動だにせず、明らかに浮いている彼の姿に視聴者の腹筋を破壊したと言う・・・
 
みんなも太ってしまうとこんなフィットネスを体験させられるかもしれないので
日々の食生活に気をつけてください。

www.youtube.com

作中の「エアロビ天国GoGo heaven」をはっておきます

そして2つ目ですが、皆様は辛い物はお好きでしょうか・・・

そんな人達におすすめの話を用意しました・・・

「激辛!ファミレス戦争」29話

この回はこのアニメの代表的な(迷)キャラクターであり、準レギュラーであるコックカワサキがデデデの陰謀で店が潰されかけるが、ひょんなことからカワサキが逆転に成功

そして、デデデ陣営とカワサキ陣営があの手この手で客を奪い合いを繰り広げる物語である。

彼が話の中心だから仕方がないが、所々で突っ込み所しかない料理の数々が登場するのも半ば見所の一つ。 
それと同時に、ブームに流されやすい村人達の愚かさの一端も描かれています。
では、順を追って説明をしていきます。
       
 
              まずい!!
 
              まずい!!
              
 
              まずい!! 
 
開幕そうそう、城の料理が不味いと文句を垂れるデデデ大王
カップ麺にドッグフード、キャットフードを豪華な食事と抜かすエスカルゴンを一蹴し
仕方なく城下村のレストランカワサキに向かうことに、
いやぁ~王様なのにこんな食事しかできないなんて財政が圧迫してるんですね~
 
               まずい!!
 
              まずい!!
              
 
              まずい!! 
 
だがしかし、カワサキの料理も同レベルで死ぬほど不味かった・・・
その原因は、コックカワサキが料理センス皆無のジャイアンと肩を並べる程の味オンチ
なためで、怒り心頭のデデデはクソ不味いピザをカワサキにぶつけ代金も払わず城に帰って行った。その際、カワサキは「おいしいとおもうんだけどなぁ~」と全く自覚なし
 
デデデはエスカルゴンに、「あれで、よく店が潰れんZOY」と恨み節を吐く。
エスカルゴンは「他に店が無いでゲスから」と答える
その通りで、ひどい不味さでもカワサキの店が潰れない理由は、他に店が一軒も無いからであった。
それに目を付けたデデデ大王は、ホーリーナイトメア社のカスタマに相談し、
「ライバル店で活性化を図り、食文化の発展向上を図るZOY」と張り切って
三ツ星レストランの一流の料理魔獣「ムッシュ・ゴーン」を注文。
彼はフランス料理専門の優秀シェフで、料理の腕はカワサキと比べ月とスッポン、天と地程の差があるほどに一流であり、一口食したデデデがすっげぇキモイ笑顔で皿まで舐めるほどの美味であった。
デデデの目論見はこうであった、美味しい店がなければ新しく作ってしまえ、と考えたのだ。無論、マズイだけの忌々しいレストランカワサキを廃業に追い込み、飲食業の独占が最大の目的であった。
デデデは、行動力は誰よりもありますから、うちの国も見習ってほしいですわぁ~
 
翌朝、レストランカワサキの向かい側に堂々と店を構えると、手始めにレン村長夫妻を最初の客に招いた。
しかし、村人はデデデが建てたってことで疑惑と好奇心で満ち溢れていた
村の子供達は、「エスカルゴンがやってるんだから、カタツムリ食わせんのか?」など
そして食事を終え、店から出てきたレン村長夫妻に皆が詰め寄る。
その手応えは、村長夫妻が涙を流し喜ぶ村長に恍惚の表情を浮かべ、生まれて始めて食べたと喜ぶ村長婦人
ブンは、高いんだろと横やりを入れると、村長夫妻は「フルコースで5デデン!」その言葉に村中、驚愕する。それもそのはず、5デデンとは、カワサキのランチよりも安いのだ!!
内装も綺麗で食事が美味い、しかもフルコースにしてたったの5デデンという破格の値段設定。
どうやって利益を出しているのかは知らないがバックに王政がついているので、そこは大丈夫なのだろう・・・
カワサキのランチよりも安くて美味しい完璧無比のレストランに、村人がなびかないはずは無い。
その評判は、インフルエンザの感染速度を超え、たちまち村中に響き渡り行列ができる。
それほど人々が、カワサキのまずい料理に愛想を尽かしていた証でもあった。
 
 
ムッシュ・ゴーン側の盛況とは正反対に、閑古鳥も大合唱レベルのレストランカワサキ
悔しい事にカワサキムッシュ・ゴーンとでは、腕前も人気も雲泥の差がある・・・
カワサキは、何とかお客を呼び集めようと工夫するものの、どれも上手くいかない。
最終的にやけくその100%OFFを敢行しても客足は全く戻らなかった。
おいおい、カワサキただでも売れないって・・・
 
大臣一家とカービィもゴーンの店で食事していようとのことだが、デデデの店にフームは疑惑の眼差しを向けていた。
出てきた料理に、ブンは「たったこれだけ~」といいますが、エスカルゴン
「育ちがお悪い、多ければいいってもんじゃないでゲしょうが」
「料理はアートでゲ~ス」
と一喝、食べてみると一同大好評、ブンはおかわりと注文、フームだけはなにか悔しそうにしていた。
僕も一度だけ親にこういう店に連れていってもらったことがあるんですけど
ブンの気持ちわかりますわぁ~正直、子供は豪華さよりも味と量の方を優先したいですからね。
 
 
ブン「よっぽど嫌われてるな」
フーム「怠けたツケが回ってどっと回って来たのね」
と現実的な言葉をかけるフーム姉弟
カワサキは泣き出す始末。
どう頑張っても勝てない。カワサキはすっかり意気消沈し、店をたたむとまで言い出した。それに対し、だがここで諦めたらデデデの思うツボだとフームが諭す。フームはどうして味で勝負しないのか、と問うがカワサキは、俺の味で勝てるわけないとあきらめムードだ。それもそのはず、カワサキの味が好きなのはカービィだけなのだ。
今まさにライバル店からあぶれ、仕方なく寄ってきたボルン所長だって立派なお客だ。
曲りなりにも再びやる気を取り戻すと、ボルン所長は辛口ラーメンを注文する。
カワサキは、甘党の所長が珍しいと聞くが、ゴーンの店で食べた辛口料理が絶品だった。と褒めるがそれを聞いたカワサキは少々気落ちするが、カービィに手伝ってもらいながら辛口ラーメンを作ることにする。
この時、カワサキは気づかなかったが、重大なアクシデントが発生していた。
カービィに唐辛子を1本取るように頼んだところ、むしり取った拍子に唐辛子の束が、
 
まるごと鍋のスープに投入されてしまったのである。
 
やってしまった感満載のカービィ
カワサキに告げる間も無く、(激)辛口ラーメンがボルンの前に出される。
見た目は悪くない・・・見た目は・・・
いざ実食!一口すすってみると

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あっ・・・カワサキオワッタな・・・
 
凄まじい辛さに口から火を噴、店を飛び出して暴走。
その異様な光景に行列客らも釘付けになる。
 
せっかくの貴重なお客にとんでもないものを出してしまい、カワサキはもうダメだと落ち込んでしまった。
ダメ押しと言わんばかりに、ボルンの騒ぎを目の当たりにした村人達が押し寄せる。
たまらず村人に謝罪するカワサキ・・・
だが・・・カービィの起こしたアクシデントは幸か不幸か・・・
 
店の・・・
 
ププビレッジの・・・
 
宇宙の  法則が  乱れた・・・・
 
あろう事か、火を吹くほど激辛のラーメンを自分たちも食べてみたいと言い出したのである。
さらなる追い風にゴーンの高級フレンチブームも飽きられたことも重なり、レストランカワサキに客足がどんどん戻っていく。
もちろん料理の美味しさよりも、辛さを体験したい怖いもの見たさではあったが・・
 
 
だが・・・この行為により仁義なき激辛戦争の火蓋が切って落とされたのであった。
 
 
向こうが優勢と見るや、負けじとデデデ陣営は同じ辛さで勝負しようと激辛ピザで対抗
        
        
 
すると、カワサキ陣営はなんと辛さ10倍の激辛ギョウザで売り出す。
oh~ OH MY GOD Holy Sit
 
 
中身はなんとカラシだけ

もはや、餃子では無くカラシの塊である。

実際、これを出しても炎上しないププビレッジは良い村ですわぁ~

あっ村は炎上してないけど、村人の口は炎上してるけどね・・・・

はい、話を戻しまーす。

しかし、カービィは一切平気な顔で平らげていた。

すげぇよ 流石カービィ

 

まだまだ負けてなるものか、とデデデ陣営も辛さ100倍の激辛ハンバーガーで挑む

        

 

もはやこの戦争は泥沼の消耗戦、争いは完全にいたちごっこ

辛さの度合いは暗黒期のパズドラ白猫プロジェクトもびっくりのインフレを起こし、

ãæã®ã«ã¼ãã£ã¹ã¿ã¼ã¢ã©ã¤ãº ã¢ã«ãã£ã¡ãããã§ã¤ã¹ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

この位ですね~

文字通りヒートアップする中、ここでムッシュ・ゴーンがこの戦況を一気に覆す、画期的な一手を放つ。

 

桃色のフルーツシャーベットだ。

 

激辛に踊らされた村人達のハートを一挙に掴むが、謎の化学物質を混ぜ込んだものらしくどうも怪しい。

 

一方のカワサキは、まるで戦時中の日本軍のようにの取り憑かれてしまい、料理というより黒魔術に近い錬金術の研究を重ねていた。

カービィが辛さに全く動じないことに自身のプライドが許さなかったのである。

シャーベットという戦況を一気に覆す一手を投入で激辛ブームが終焉を迎えるにも関わらず、フームの忠告に耳を貸そうとしないカワサキ

とうとう少し舐めただけで人体発火を引き起こす

 

ムッシュ・ゴーンの出したシャーベットが気になり、さっそく敵情視察に乗り込むフーム。だが村人たちの目つきが普通じゃない、まるでMOTHER2のムーンサイドの様

カービィを村人と見間違えるなど異常な光景に出くわした。

しかも出された品はカービィに見立てたシャーベット。

それを黙々と、しかも一心不乱に平らげる

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「もっと食べたい・・・」

 

「もっと食べたい・・・」

 

「食べさせてぇ~」

 

カービィ、シャーベットにそっくりだな!」

 

目、、、目が、イッちまってる・・・

 

「ほんとだ~!」「まるでフルーツシャーベットのように・・・」

「食べよう~食べよう~!」

 

気づいたときには、時すでに遅し、村人たちがカービィのテーブルを取り囲んでいた。

化学物質にはピンクで丸いものを食べたくなる随分ご都合主義な効果があり、そのせいでカービィをシャーベットと認識しており、

まるで愛染先生の鏡花水月みたい・・・・

フーム達が必死に否定するも、その言葉は彼らの耳に届かない。

 

「いやシャーベットだ!逮捕する!」

 

「フーム様、それを渡しなさい!!」

 

すかさず、正気を失った村人達を前に「シャーベットが食べたいか!」と煽り立てる

デデデ大王

ムッシュ・ゴーンの最終目標は食文化の発展向上などでは無くズバリ、カービィを本当のシャーベットに料理してしまうとのことだった。

ムカデのように長い胴体、異なる調理器具で6本腕の武装した真の姿を現し、魔獣としてカービィに襲いかかる。

 ãã ãã·ã¥ã»ã´ã¼ã³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 

そこに様子に見に来たカワサキの助けでカービィは、コック能力に変身、一時は窮地を脱した。

だが運の悪いことに、同じ料理人でもムッシュ・ゴーンの方が一段と強かった。

コピー能力を獲得しても常に優勢とは限らなかった・・・

現実は非常だったのだ・・・

叩き伏せられたカービィは冷たいアイスボウルの中に放り込まれ、徐々に凍らされてしまう。

 

絶体絶命のピンチ

 

と、ここでカワサキの頭にアレが浮かんでくる。

先程作り上げられた最高傑作、カワサキホットスペシャルだ

ま、まさか・・・ここに来て激辛料理が生きて来るなんて・・・

早急にレストランカワサキへ戻り、カレーライスをこしらえて来ると

それを、Ms.バタコの要領でカービィの口に放り投げた。

ちなみにこのシーン。カワサキが投げたカレーが明らかにカービィの元に届かない角度どころか斜め下に飛んでいる。

カワサキは、物理の法則までも歪めたのか・・・・

 

カービィ、おれの芸術だよっ!!」

 

すると、急速に熱を帯びていくカービィ

ムッシュ・ゴーンも手袋越しに熱がるほどの高熱に達し、飛び出たカービィは口から強烈に火を噴き始めた。

しかし例の燃える帽子は頭に被ってない。

 

そう、彼はファイアーカービィになったのではなく、

メタナイト卿曰く「あまりの辛さに苦しんでいる」だけであった。

 

「やっとカービィがかんじてくれたんだねえ~(涙)」

 

ちょっとヤバイ匂いがする気がしますが、それは置いといて・・・

遂にカービィを辛いと言わせられた・・・感激するカワサキだが、喜んでいる暇はない

カービィが四方八方に火を噴いたせいでレストランは引火、火災事故が発生したのだ。

 

ちなみに、放火はこの国では、死刑、または無期もしくは5年以上の懲役と定められており、殺人罪に等しいです。皆さん決してやらないように・・・

 

炎に囲まれ苦悶の声を上げるムッシュ・ゴーンを置き去りに、店内の人々は完全に逃避

やがてムッシュ・ゴーンは燃え尽き、火だるまレストランは夜まで炎上し続けるたのだった。

 

 

その晩、企みがバレて村人に囲まれるデデデ大王エスカルゴン

その罰として例のカワサキホットスペシャルを食えと言われ、すでに辛さ100倍ハンバーガーを試食済み故に甘く見た二人は喜んで平らげる。

しかし、カワサキが一滴味見しただけで人体発火を引き起こしたりカービィ感じてしまうレベルの代物である、

よりによって一口も食した二人の末路は・・・

 ãã¶ã»ãã¹ããã¦ã¹1 2 3ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

「ボロボロ・・・」                                   

    みんなも辛いものを食べるときは注意しようね!

 

この回の激辛カレーで火を吹くシーンは、ピンと来た人もいると思うが・・・

初代星のカービィのアイテム「激辛カレーライス」が元ネタである。

これは後に大乱闘スマッシュブラザーズXでもアイテムに採用された。

フームが珍しく問題行動を起こしている。(激辛ラーメンの試食をカービィやブンに丸投げしてサボるのがそれ、デデデ一味もちゃんと激辛試食しているというのに・・・)

 

この魔獣の名前ゴーンは日産のカルロス・ゴーンから取ったとかいないとか・・・

フレンチもフランス料理ですもんね・・・

 

 

 

こんなカワサキですが、実は師匠がいたんですね~それもただのシェフでは無く

とびきり腕の立つシェフ・・・

そんなシェフが出て来る回飛び飛びになっていますが、順を追って話していきたいと思います。

 

「宮廷シェフ!コックカワサキ」11話

「究極鉄人、コックオオサカ」34話

最初は、宮廷シェフから・・・・

 

カワサキの店に食事に来た大臣一家とカービィ

そこには魔女の鍋と言わんばかりの素材をぶち込んだだけという始末

それを食べた大臣夫妻

メーム婦人は不味い味から、砂糖と塩を間違えたケーキのことを思い出し

パーム大臣は「3年前の事か・・・」といいますが

すかさずフームが「去年の私の誕生日!」といいますが

3年前には、「だしを取っていない味噌汁を飲まされたのよぉ~」と恨み節を言い

相変わらず料理の腕は変わらず悪い模様でカワサキバツの悪そうに愛用のフライパンを見つめる。

ブンは「な~にそのフライパン?」と疑問に思い聞くと

大事な料理のときは必ず使う師匠から一人前になったときにもらったフライパンだと言う。ブンは一人前という言葉に師匠の実力で半信半疑な様子 

フームはカービィの為に鍋をよそって上げていた

お姉ちゃんしてますねぇ~

その時、デデデ大王エスカルゴンが店に入ってきた

そして、いきなり「たった今から貴様の店は、今から営業停止処分でゲス」

その言葉を聞いたカワサキは驚きのあまり倒れてしまった。

だが、それには訳があり

デデデ城の宮廷シェフにするためであった。

おい、デデデやめとけ、それだけは

その言葉を聞いたカワサキは、レッドカーペットを敷いたでかいキッチンで数多くのワドルディをスタッフに抱えその中を自慢げに料理を運んでいきますが・・・

     

     現実はそう甘くはなかった・・・・

 

デデデは出された料理を次々食べるがすべて

「まずい!」

「まずい!」

「まずい!まずい!

と言い放ち挙げ句の果てには、「貴様にはセンスと言うのはないのか~!!」と激怒

エスカルゴンは、ハンバーガーを食べながら「これじゃ陛下の作った方がマシでゲス」と言い、ツバを吐きかけるほど、コレじゃ宮廷シェフには程遠いといい

こっそり見ていたフーム達は、

「やっぱり、カワサキカワサキか・・・」

「残念だけど、宮廷シェフは失格ね」

と笑われ、カワサキはデデデに怒られていた。

その際、コックオオサカにたべさせられんZOYと言われたカワサキは真っ青になり震えながら、オオサカが来るなら速く言ってよ~と「大変だ、大変だ」と言いながら走り去っていった。

カワサキのひどい有様を重くみたデデデは他のシェフを探そうと言いますが、

残念ながらププビレッジは他のシェフはおらず、「デデデ王国最大のピンチZOY」とあ

頭を抱えます。なぜならコックオオサカは宇宙に名高いコックであり辛口評論家という一面を持っており、彼に「デデデ王国の料理はまずい」と言われるとたちまち宇宙中に広がりデデデの面目はが丸つぶれになってしまう。

 

さすが宇宙一のコック、規模が違うっすね、ぐるなびとは訳が違う

 

こうなったら料理の腕を超高級食材でカバーしようと、ホーリーナイトメア社に注文することに、カスタマは参考にと「グルメ食材大百科」を提供、その著者もコックオオサカと折り紙つき、さっそくデデデは宇宙一の食材を探すと、ゼポンというオオサカも食べたことのない幻の珍味それをみて何かを企み始めた

場面は代わり、カワサキは図書室で料理の本を読み漁っていたが、「どれもろくなもんじゃない」と頭を抱え、

「こうなるんだったら家庭科の授業をサボるんじゃなかった。もっと勉強しとけばよかったと」

そうだぞ、受験生達、勉強しないと後でカワサキみたいに後悔するぞ

そんな中、いつの間にか置かれていた「グルメ食材大百科」に気づく

カワサキは、一心不乱に本をめくりゼポンのページを開くととそこには、カービィの姿が・・・

一方その頃、カービィはフーム達とサッカーをしていた。

ブンに間違えられ蹴り飛ばされてしまっていたが、

カワサキは、ほぼ棒読みに近いが助手を探しているから手伝ってくれと

フーム達は「なんで?」と疑問に思い質問するが、カワサキは驚き慌てながら、

「俺の味をわかっているのはカービィダケダカラヨ~」

と苦し紛れに言うとフーム達は納得し、挙句の果てには「カービィはグルメだからな」とジョークを言われる始末。

その様子を見たデデデとエスカルゴンは計画が順調に進んでいるのを見て満足そうだ

場面は代わり、カービィは厨房で皿回しをしていた。

カワサキカービィにばれないようにとお風呂に入りたくないかと作り笑いを浮かべ

フーム達はこっそり様子を見ていた。

カービィは楽しそうに鍋で煮込まれ硬さを確認すると今度は、マッサージをしないかと

言いまな板の上にのせ塩マッサージを開始した。

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そして、伸ばし棒とフライパンの二刀流で、師匠への思いと友人への思いの間に心揺れ動きつつも、伸ばし棒を振り上げたその時、

カワサキ「ごめんカービィ

フーム「やめて!!」

ブン「お前!友達を料理しようとして恥ずかしくないのか」

と問われ唯一カワサキの料理を理解してくれている存在だと言われ、更に揺れ動く

カワサキだがうるさ~いと一蹴りし、二人を追い出し鍵をかけてしまった

オオサカはずっとゼポンを食べてみたいと言っていた為、カワサキは絶対に失敗できないと覚悟を決める。

場面は代わり、屋上でコックオオサカを到着を待つデデデ、到着し

食前酒にワインをデデデ自ら注ぐ、それを嗅ぎ、ギルコン産の40年物と見抜き

一口飲んだだけで酸化防止剤50%含有と見抜く

これは、さすがにGACKTYOSHIKIもびっくりの味覚ですわぁ~

それに酸化防止剤50%はさすがに・・・

 

それに前菜のシーザーサラダ一口食べるとその不味さに吐き出し

「これはサラダか?それとも雑巾か?」と吐き捨て

 

のっけから厳しい態度でデデデたちを震え上がらせたが・・・

「まぁええやろ」の一言で済ます寛大な一面を持っていた。

 

そして、場面は代わりメタナイトを連れて厨房に強行突破したのだが・・・

時すでに遅し、隠し通路からすでにカービィは運ばれてしまっていた。

メタナイトは、グルメ食材大百科をみてデデデの計画を悟る

そして、メインディッシュがカワサキ自ら運ばれた。

その実態はプチトマトの上に乗せただけの活き造りであった。

だが非情に徹しきれなかったカワサキは料理をひっくり返す。

驚きを隠せないオオサカにカワサキは勇気を振りぼってカービィを食べないでくださいと直談判

ゼポン(カービィ)を料理できなかったと知るやいなやオオサカは激怒

どれだけ成長したかこっそり視察しに来たと不出来な弟子を叱るオオサカ

しかし・・・

 

「だいたい、こんな汚いフライパンを食卓に乗せること自体、間違うとるわいッ!!」

 

その言葉を聞いたカワサキは不信感を募らせる

なぜなら、そのフライパンはオオサカ本人から譲り受けた代物でそれを汚いと言うはずがないからだ。

そしてカワサキは、師匠じゃないなといい、メタナイトがナイトメア社が送り込んだ

魔獣だと言い放った。その正体は魔獣ポポンだったのだ。

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見た目と名前は弱そうだが、カワサキを一蹴り

体を次々飛ばしてき、飛ばした体は酸性に変化するという害悪っぷり

その能力に、デデデも

「城を汚すではない!」

と激怒

カービィも吸い込めず、打つ手無し万事休すかと思ったその時、

カワサキ「師匠の力を受けとって」とカービィの為にフライパンを取りに走る

メタナイトの華麗な援護もありカービィは能力獲得に成功

ポポンの攻撃をいなし、ポポンをフライパン乗せ天井突き抜け太陽まで放り投げ揚げ物

にしてしまったのだ。

だがその味は、デデデに大好評、カワサキをクビにしそんなと泣き叫ぶカワサキ

よそにカービィを宮廷シェフとなっておりました。

 

その後、34話にて本物が登場した。

ププビレッジの村外れ、フームとブン、カービィが野菜を運んでいた。

川の魚に気を取られているカービィを呼ぶ、フームとブン。そこへカービィの前にあのコックオオサカが現れ、レストランカワサキの場所を訊いてきた。急いで3人はレストランへと向かう。

 

一方、レストランカワサキ、今日も客が一人も来ず仕事が無いコックカワサキ

相変わらず「あ~あ、楽して儲ける方法考えなくっちゃ」等と相変わらずの様子だったのだが、突然の来客に飛び上がった。それ以前魔獣が化けていた師匠、コックオオサカだった。それは以前魔獣が化けていた師匠、コックオオサカだったのだ。

一度では飽き足らず二度までもと、

駆けつけてきたフーム達と共に追い払おうとするが、師匠にしか持ちえない包丁を突き出され、その華麗な包丁さばきを見たカワサキは、本物だと信じてどんなご用件かと伺う。彼は、カワサキの腕前を見に来たのだと言う。カワサキは持ちメニューをフル動員して次々と出し試食してもらうも、一口食べただけで「まずい」と言いカービィに残りを渡していく始末。そして、

「おまえ、ワシのところで何を修行しとったんや」「店を持つなんて100年早い」と言い放ち、カワサキは商売道具であるフライパンと店の暖簾まで没収されてしまい大ショックを受ける。また、このままではオオサカが店を構えてしまうのでは、とひどく不安がる。

一方デデデ城では本物のオオサカがやって来たと大騒動、

装甲車で宿屋を探すオオサカを迎えに行き、何日泊まっても構わないがそのかわり

旨い料理を食わせてくれと言った。そりゃお安い御用と車に乗り込み、

急遽、テレビの生放送で料理の様子を生中継、試食席にはデデデやエスカルゴン

大臣夫婦、レン村長と花夫妻が並び、オオサカはその華麗な料理捌きを見せつけ

料理を作る。その料理は大好評でフーム達も何故、同じ食材を使っているのにオオサカの料理だけ飛び抜けて美味しいのかと疑問に思い、なにか秘密がありそれを使えばカワサキの料理も美味しくなるかもと、調査開始

城の外では村中の人々がオオサカの旨い飯にありつこうと野次馬ができていた。

カワサキに「どうせ暇やろ、手伝いに来い」と言葉を投げかけた。

カワサキはどこまで馬鹿にすれば気が済むんだと怒るが負け犬にはなりたくないと

惨めに感じながらもデデデ城に向かうカワサキ。フーム達と合流しオオサカとも鉢合わせになるが、用があったら呼ぶから控え室でまっとけ、と言われる始末。

「オオサカの料理には秘密があるはず」と彼らは秘密を突き止めようとする。

すると控え室に置いてあったオオサカの持ち物から怪しい調味料を見つけた。

それは「ギジラエキス」という食べた人に幻覚症状をもたらしどんなまずい料理でも美味しく感じられるようにするという薬品だった。そこでカワサキはアナウンスでオオサカにスタジオまで来るよう呼ばれた。

スタジオに着くも「肉じゃがくらい作れるやろ」と馬鹿にするような言葉を投げつけられるカワサキ。そこでカワサキは肉じゃがの調味料として隠し持ってきたギジラエキスを入れる。完成した肉じゃがを試食席の人に食べてもらうとまさかの高評価。しかしカワサキは美味しいと思うのは当然、ギジラエキスを使っていると暴露する。

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カワサキの料理はインチキだったのかと、バッシングを受ける中、カワサキはオオサカもこのエキスを使っていると暴露する。

オオサカは笑いだし、

「バレちゃしゃあない、けど覚えとき、コレが味覚の正体や」

 

「グルメグルメ騒いどる奴の舌に限ってこんな薬でコロっと騙されるんや」

 

「雑巾食うても、極上のヒレ肉や」

 

「泥でもゴミでも高級キャビアや」

 

「親子同士でも美味そうに見えて食いたくなるでぇ~」

と開き直り朝7時30分にあるまじきセリフを連発、グルメ芸人にとっては耳が痛くなる発言ですね。

カワサキは料理を侮辱するような態度をみせるオオサカに、もうあんたとは師匠とは呼ばないねと怒りギジラエキスを投げつける。しかしそのまま跳ね返ったギジラエキスをカービィがまるごと食べてしまった。ゾッとするフーム達。カービィの目の色が変わり

彼の視覚に入るものがすべて食べ物に見えてしまう。

このままではこの満腹知らずのダイソンもびっくりの吸引力を持つピンクボールはすべてを飲み込んでしまう。その予感も的中、スプーンとフォークを両手に追いかけるカービィ、逃げ惑うデデデ達。デデデとエスカルゴンはスタジオを出て城内へ、

電話ボックスに入りカスタマーサービスと連絡を取り、特急料金を払ってまで魔獣を注文した。

送り込まれてきた魔獣は巨大なとうもろこしの容姿をした「モロコシー」。

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 スタジオで目の前をモロコシーが立ちはだかるも、目の色を変えて喜び近づくカービィ

だが、巨大な手で潰されてしまい返り討ちに合ってしまう。さらにトウモロコシの皮に捕まるとコーンを狙い撃ち攻撃されてしまう。そこでブンがフライパンを投げるとカービィはそれを吸い込み「コックカービィ」となり催眠も解けた。カービィはフライパンを投げつけモロコシーの体を崩していき、さらにそれをフライパンで料理するとスタジオを埋め尽くすほどのポップコーンが出来上がった。

デデデはワシは高い金払ってカービィにポップコーンを買ってやったわけかZOYと

悔しいがりながらやけ食い

そして、コックオオサカとの別れ、カワサキに「ワシに楯突いたその意気で料理に臨め」と言われのれんを返してもらい、「また来るで、そんときまた美味くなかったら今度こそ破門や」と言い残し去ろうとするオオサカにカワサキは本当にギジラエキスを使ったのかと聞いた。すると

 

「アホ抜かせ、お前の土産持ってきたんや」

と笑顔で言った。その言葉に一同ビックリし、続けて

「味覚なんちゅう物はちょこっとしたことでどうにでもなる」

それを掴んでもらいたかっただけと言い、師匠の真意を知ったカワサキはボロボロになったオオサカの面目を気に掛けるカワサキだが、オオサカは教え子に成長するならそれで良い、なんでも美味しく食べてくれる味方がいるんだから頑張れと励まし、去っていったのであった・・・・

 

本当に良い師匠や!自分の面子より弟子の成長を選ぶなんて、カワサキにギジラエキスを暴露した時に、無実を主張すればいいのにわざわざ悪人に徹するなんて起点もきいて

漢や・・・あんた本当の漢や・・・と思ってしまいました。

でも、自称グルメを名乗ってる人達は朝から耳が痛くなるような内容でしたね

 

では、最後いってみましょう。

 

こんな食生活ですが、ワドルディ達は何を食べているのでしょうか・・・

数少ないワドルディメイン回となっております。

ワドルディの大食文化革命」92話 

 ある日のデデデ城。

大食堂に向かうワドルディ達の行列に混じり、カービィが食事を頂こうとしていた。

目撃したエスカルゴンが追い出そうとするが、彼らの食事をよく見てビックリ仰天。

それは何と、低カロリーで高級な精進料理だった。

精進料理(しょうじんりょうり)とは、仏教の戒律に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理。 

知らせを聞いたデデデは自分の貧相な食事(カップラーメン)と比べ、大食堂に向かおうと動き出す。力ずくで食い止めようとするエスカルゴン

 

「へ、陛下!殿中でござる、殿中!」

 

「ヤツラの食事を知りたいZOY」

 

「はぁ~、目にも舌にも上品で~、陛下~の舌に~は、似合わ~ない♪

 ワサビは~パリパ~リ、イチジク~は~デザァト風で、さにあ~らず♪

 アンアンアア~、つぶつぶの、舌さわり~♫」

この歌のベースはこいのぼりの歌の説があるがソースは不明、オイラは醤油派だ!

ふとデデデ大王が気づいた。誰も思いもしなかった・・・意外な真実だった。

よく考えたらワドルディ達には舌どころか口そのものが見当たらない。

だから食費は掛からないだろうと思ったデデデ大王は、それを理由にワドルディ達を大量に雇ったのだ。

 

実験として、一枚の煎餅をワドルディの頬の間に差し出してみる。

すると、いきなりすり抜けるようにように煎餅が体内に吸い込まれていった。

なおかつ、ちゃんと煎餅を噛み砕く音が聞こえるから咀嚼もちゃんとしている。

そんなワドルディにデデデは

 

「謎ZOY?不思議ZOY?怖いZOY!!」

 

 

と視聴者全員の気持ちを代弁してくれたデデデ

となると、問題は莫大な数のワドルディ全員の食費である。

エスカルゴンが厳格に食費の計算を行った結果、凄まじい額をはじき出してしまった。

その合計額は何と、たった一食だけで9880万デデン。

憶測だが1デデン=約100円 作中のランチ料理の値段一食当たりから算出

日本円にして何と約98億円となる。

98億円といえばネイマールの年収だ

ワドルディの食費は、ネイマールが1年頑張ってようやく1食分だ

デデデは一体どうやってそんな金を生み出しているのか・・・

ププビレッジ景気良すぎるだろ

デデデ大王の食費が貧しくなるばかりなのは、明らかにワドルディの食事代が圧迫していたのと114京も溜め込んだ魔獣代の結果であった。

 

これは何とかしてワドルディ達の食費を抑えなければならない。

デデデ大王達が出した結論は、村人達から弁当を作れる業者にこぞって入札してもらうことだった。

                             入札ってなんZOY?(無知)

                       弁当作りの提案を申し込むことでゲス!

 

もちろん落札者には賞金が出る。

チャンネルDDDを通じて告知されると、ビジネスチャンスとここぞとばかりにコンビニ店員のタゴや所長婦人のサト夫人のサト率いる主婦たち、そしてあのコックオオサカが続々と名乗りを上げた。

 

これにはカービィやフーム達も興味津々だ。

デデデ城に調理室に村人達が集まり、次々に自慢の一品をだしていく。

 

主婦「栄養たっぷりステーキ弁当 サラダ、煮物付き 300デデン」

 

タゴ「パスタ付き豪華ハンバーク弁当 200デデン」

 

カワサキ「レン牧場直輸入コレステロールたっぷりラムステーキ定食 500デデン」

それを聞いたエスカルゴンは高い値引きするでゲスといい

 

主婦「地鶏炊き込みご飯定食、栄養落とさず190デデン」

 

タゴ「カレー弁当 150デデン」

 

カワサキ焼きそば弁当 100デデン」

と次々、ランクを落とした値引き交渉

挙げ句の果てにはおにぎり弁当60デデンやタコス弁当50デデンと儲けが出るかギリギリのラインを攻めるが、デデデやエスカルゴン達に、

「バカモンッ!まだそんな値段かZOY」

 

「劇的に落とすでゲス」

と激を飛ばすが、それを聞きそんなの無理だ!これ以上やすいと味も栄養もガタ落ちで

食事とは言えない代物だと指摘するが、それを聞いたデデデは

「栄養なんぞいらん!見た目も悪くて良いZOY!」

  と非人道的いや非ワドルディ的発言で一喝、それを聞いたカワサキは心の中で料理人のプライドと金をかけた天秤が遂に吹っ切れてしまう。

 まぁプライドで金は稼げませんからね

 

 今まで出した弁当を床に投げ捨て、

「古い油で炒めた野菜くず弁当 10デデン」

 と料理人の恥といえるべき最低の弁当を打ち出すカワサキ

タゴも負けじと、「梅干しミニ弁当賞味期限切れ 9デデン」

 で対抗する。この低レベルな争いに良心あるサトチームは呆れながらも辞退。

もうコストを下げられない所まで来た時、料理人の誇りを捨てたカワサキは遂に言い放った。

 

「じゃあおれ、1デデンでいい!」

 

その言葉に誰もが耳を疑った。

安さに乗ったデデデ達はすぐに落札を決めるが、すぐに待ったをかける。

たった1デデンの費用でどんな弁当が作れるのか、と

だがカワサキは全員の目の前でサンドイッチの食材を透けて見える超極薄にスライスして実証

 具を重ねても透ける、ある意味芸術的なとんでもない技術だった。

この爆安コストを気に行ったデデデに対し、一同は誇りもへったくれもない料理にブーイング。皆から見損なわれててしまった。

 

タゴ「料理人として恥ずかしくない!?(ブーメラン)」

 

サト「カワサキ、あんた必ず破産するわ」

 

と言われてしまうが、当のカワサキはしょげるどころか、もっと薄く切らなければと間違った方向に努力を目指していた・・・

 

それからというもの、ワドルディ達の食事は全て超極薄サンドイッチに変えさせれる。

これが一日2回だけ、おやつも夜食も禁止。

無論この程度の食事量で満たされるはずもなく、みな不満そうな顔をしていた。

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 一方、食事代改善のおかげでようやく多分第一話以来の豪華な食事にありつけたデデデ達。流石のワドルドゥ隊長も食事待遇の改善を要求するが、ここはププビレッジであって日本では無い、労働基準法もなければ憲法も無い、デデデが法律なのだ・・・

当然デデデは聞き入れない。

すると、いつになく機嫌の悪そうな態度で退出するワドルドゥ

不穏な予感を想起させるが、エスカルゴンはあのワドルディ達が怒るはずも無いとたかをくくるばかり。

 

デデデ達は、従順で有能なワドルディが後に革命を起こすなんて、この時のデデデ達は想像もしていなかった・・・

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すっかり元気を失ったワドルディ達。仕事すら手がつかず、廊下に倒れ込むものも出た。士気はだだ下がりだ・・・

大食堂でいつものように配給されるのは、腹の足しにもならない超極薄サンド

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 ワドルドゥカワサキに愛のもう一皿を、と懇願するが、用意していないとカワサキ

彼らのもう一皿を渋ると、突然お皿が投げつけられる。

誰の仕業だと怒るカワサキだが、つぎの瞬間・・・カワサキも、そして可愛いワドルディが大好きな視聴者も唖然となった・・・

 

あの可愛いワドルディが・・・・

 

カービィは対象外だが・・公式ホームページのキャラ人気投票でダントツ1位になった

可愛い可愛い愛しのワドルディちゃんが・・・・

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!?

全員、今まで誰も見たことのない怒りの形相になっていたのだ

これが本当のオコルディ さまーずの昔の芸名・バカルディ

ちょっと話戻しまして・・・

 

そして、ワドルドゥ隊長も奮い立ち

 

「立て!飢えたるワドルディ達!虐げたる我が同法よ!!」

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ワドルディワドルディによるのワドルディのための食文化大革命が行われた

 

 

    「その時、歴史が動いた・・・」

 

 

 

本来、ワドルディ達がデデデ大王に仕えるのは、一宿一飯の恩義に基づいていたから。

ゆえに劣悪な食事に反発してのクーデターは、彼らにとってごく当然の行動であった。

カイジの地下労働施設でももっと良いの食ってるからなぁ~

 

ワドルディ達は怒りのままに暴動の限りをつくし、

城中のデデデの権力を象徴するもの全てを破壊

挙げ句の果てには城にあるデデデ像にロープを巻き付け引きずり倒す。

 

革命の標的はカワサキやデデデだけではなく、概ね友好的であるパーム夫妻まで

とばっちりをで逮捕、人民裁判所まで連行される。

カービィ達もワドルディに追われるが、メタナイト卿の部屋に匿ってもらい

一時的だが安全を得た。

その頃、とうとう王座の間に追い詰められたデデデ大王エスカルゴン

やがてワドルドゥが堂々と現れ、高らかに勝利を宣言する。

 

「革命は成った!!陛下の絶対王政は崩れたぞー!!!」

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タイミングがいいのか悪いのか、突然モニターが起動し姿を現すカスタマーサービス

「これはこれは陛下。ご機嫌麗しゅう・・・無いようですね・・・。」

 

すぐに場のただならぬ空気を察し、いきさつを聞いたカスタマーは食い物のうらみを説教がましく語りつつ、ある魔獣を送り込む。

シェフ魔獣「モウ・タクサン」

中華風の格好と口調のモウは、まるで手品のように大量のシュウマイをばらまき

ワドルディの怒りを慎めてみせる。

タダで食い物を与えてくれる彼にワドルドゥは感激し、これからはモウに忠誠を誓うとまで言い出した。

魔獣は一応デデデの味方であるが故に、何とか彼らを元の鞘に戻すことは成功する。

 

すると、モウは味方についたワドルディ達を利用してカービィを攻撃しろと命令。
手先と化したワドルディ達が総攻撃を行い、すぐそこまで迫ろうとしていた。
メタナイト卿らに足止めを担ってもらい、カービィ達は隠し通路からどうにか脱出を図る。


部屋を抜け出したカービィ達は大食堂に辿り着く。
そこでは拘束された大臣夫妻、コックカワサキらの人民裁判が執り行われようとしていた。
カービィは差し向けられるワドルディを吸い込むも、スカゆえにコピー出来なかった…
(吸い込んだワドルディはちゃんと無傷で吐き出したのでご安心を。)

 

彼らの前に立ちはだかるモウ・タクサン。
改めてワドルディ達のハートを掴むべく、大量に春巻や中華まんを撒き散らす。
それでも、フームに言わせてみれば安物の料理ばかり。
料理さえよければワドルディ達はついていくと気付いたブンだが、スカのワドルディ達がいる大食堂では不利。

すると突然、コックカワサキが自分を吸い込んでくれとカービィに懇願する。
何故なら、彼は愛用のフライパンを自分ごと背中に縄で巻きつけられていたから。
カービィが吸いこみを始めると、思惑通りフライパンがすっぽり抜けてカービィの口の中へ消える。
狙いはもちろん、コックカービィへの変身だ。


どちらがワドルディ達を虜にできるか、コックカービィ対モウ・タクサンの争いが始まった。

それぞれ繰り出される弩級の料理「カービィステーキ」、「王の北京ダック」。
喜んで大量のワドルディ達が群がっていく。
だが…仮に味方についたとしても、どうやってこれ程の料理を今後食わせていけるのだろうか。
まずい事実に気が付き、頭を抱えるデデデ大王

更にカロリーの高いものばかり食わせた事で、ワドルディ達がブクブクに太ってしまった。フトルディ 
これでは彼らがダイエットに苦しむ事となってしまう。

よし!マッチョさんを呼ぼう!!
そこでコックカービィ、不思議な力でモウと自分の料理を消し去る。

代わってテーブルに並べられたのは…いつもワドルディ達が食したのと同じ精進料理の「カービィ精進定食」。

 

そう、やっと普段通りの食事がワドルディに戻ってきたのである。

 

「それでは今日も、いたーだきますっ!」

 

ところが、こんなご都合展開薄口料理に納得のいかないモウは敵意むき出し。
更にカービィを油炒めにしてやると宣言、実力行使にかかってきた。

互いに空中でぶつかり合おうとするが、不意を突いてモウがカービィを油の鍋に落とし込む。
猛烈に熱がって飛び上がり、落下先で追撃を喰らいそうになるカービィ
だが彼も負けてはおらず、フライパン投げで油断させると頭を蹴りつける。
最後は再び一騎打ちになり、カービィのたった一撃でモウの身体はあえなく爆発四散。
料理は一流でも、戦闘は三流だったのだ。

カワサキてめぇーは三流以下だけどな。


北京ダックなんて高いものはとても食事に出せない、

と嬉しそうに現状維持を認めるデデデ。
かくして、ワドルディ達の食事と平和は守られたのであった。

 

 

 

この回は、数少ないワドルディのメイン回であり、

なんというか、扱いが酷いというか雑というかって感じですが

カワサキ超芸術的な超極薄サンドを作り出す技術は人間国宝レベルだが、

食わされる方からすると苦痛にほかならない。

また、ワドルディ達の怒りの顔は後にも先にもこの回でしか見られないが、

あまりのギャップに驚いた人もかなりいたのではないのだろうか・・・

サブタイトルの元ネタは中国の毛沢東が引き起こした「文化大革命」から

で、無論、魔獣モウ・タクサンの名前も毛沢東のもじりであるが・・・

朝7時30分からなんともギリギリなネタである。

なんとも勇気のある人達だろうか、すぐ萌えに走る腰抜けの現テレビとは

大違いだ(それはそれでいいのだが)

それにしてもカワサキやタゴの経営者らしからぬ弁当を提供するなんて・・・

 

 

mafia.hateblo.jp

 まとめましたのでぜひご視聴よろしくおねがいします

 

 

 

 

 

 

終わりに

今回は、食べ物回をメインに持ってきて見ましたがどうなんでしょうね

アニメカービィは当時かなり熱狂的なファンに愛されたり、批判されたり

していましたが、16年たった今からするとかなり挑戦的な作品で面白いと

思っています。約過半数の話がDVD化されておらず、売上などの影響から

途中から販売中止してされていないので、今から見ようと思ったら

ニコニコ動画YouTubeでアップされている場合があるので・・・

うーんって感じなんですよね~

もちろん、これらの動画は著作権の問題で消されているが

一部の猛者が再びアップするなどの攻防が繰り広げられています。

僕が言えるのは、公式が用意した方法以外の視聴は良くないと

だけ言っときます。

ではこのへんで・・・・・

あっ・・・コメントやブックマークは活動の励みになるので

ぜひよろしくおねがいします。

では、SeeYouAgain